ノラネコぐんだん うみのたび の商品レビュー

工藤ノリコ(著者)

2022/11/22

親子でノラネコぐんだん大好きなので、全巻揃えようと思ったけど、この巻で思いとどまってしまった。
今までで一番事件が解決してない。？が多い。
途中まではシュールですごく良かったのだけど。
え、とんでもない物持ってったのに、お礼は大量の○○？嬉しくな…笑
お客さん海の旅じゃなくなってるけど許してくれるの？この船どこに着いたの？そしてどこに向かうの？
最後のページ、どんな魔改造したらそうなるの？
え？それ帰れる？え？
ノラネコぐんだんて絵本だけどちゃんと現実に沿っていて、壊したら労力をかけて直さなきゃいけないとか、そういう泥臭いところが好きなんだけど。こういうトンデモな、子供騙しな解決法だと何だか冷めてしまう。

それと、今回豪華客船とノラネコっていう、格差があり過ぎて何か悲しくなった。
いつも「おい！ノラネコぉー！働けー！それくらい働いて日銭を稼いで自分で買えー！」って思うような悪さをしているけど、こんな豪華客船、忍び込んで深夜にぱちゃぱちゃプールくらい良いよな、そうでもしなきゃ一生乗れないよな…と同情的な目で見てしまう。
そして最後は豪華客船のお客様のために甲斐甲斐しく働くノラネコ…。なんか今回ずっと使役されてるノラネコ…。奴隷のようだ。。格差…。

2022/11/19

2歳11ヶ月。購入した本。
パン工場は読んだことがあって、今回も含めて、ノラネコ軍団のみなさんが、ワンワンちゃんに叱られるシーンがたまらない。息子にはささらないようだけど、この面白さを感じるのは大人向けなのかしらね。

2022/11/04

ノラネコぐんだん10周年10作目。クルーズ船にもぐりこんだノラネコたちが活躍する一大スペクタクル。
コドモエ2022年8月号附録の書籍化で、くらべてみると、表紙が描き下ろされたほか、夜空の星や水のあぶくなどの加筆があり、色や模様も全体的によりはっきり鮮やかになっている。
回を追って技術力があがるノラネコたちの職能集団ぶりもすごいが、毎回別の事業を立ち上げているワンワンちゃんもなんかすごいぞ。