にっぽんのスズメ の商品レビュー
鳥が苦手です(笑) 先端恐怖症なので、觜が怖いのです。 じゃあなぜ鳥の本なんか?と自分でも思いますが、スズメの数が減っていると聞いてから、どうにも彼らのことが気にかかっていました。街で見かけるとホッとしたりして。 スズメの写真が満載ですが、怖くない。なんでだろうと思ったら、彼ら...
鳥が苦手です(笑) 先端恐怖症なので、觜が怖いのです。 じゃあなぜ鳥の本なんか?と自分でも思いますが、スズメの数が減っていると聞いてから、どうにも彼らのことが気にかかっていました。街で見かけるとホッとしたりして。 スズメの写真が満載ですが、怖くない。なんでだろうと思ったら、彼らは嘴が短くて太いのですね。全体的に丸いフォルムで、改めて愛らしい形だと思いました。 ほっぺたの黒い斑点もかわいい。 写真の他に雑学も載っていて、へえと思うことがたくさん。 地上での彼らは鳩のように歩くことはできず、ホッピングで移動するのですが、その理由とか。 同じスズメ属でも世界的にポピュラーなイエスズメの存在とか。(この子たちは、いわゆる「鳥」っぽくて苦手。) スズメはいつから我々日本人と一緒にいるのか、など。 これは基礎知識なのかもしれませんが、風切羽を守るように、大中小の「雨覆あまおおい」があることを知って感心したり、ストレッチする姿に驚き、急に前のひとが止まってぶつかってしまった瞬間の1枚に笑ったり。はたまた電線に大勢で並んでる姿を下から見上げる写真は壮観。 そんなわけで、すっかりスズメ愛好家になりました(笑)街で彼らに会うのが楽しみです。 朝日新聞 好書好日コーナーで紹介。 https://book.asahi.com/article/15272903
Posted by
鳥見を始めたいと思うが希少種を見分ける観察眼も山に分け入る気力もないが身近な雀の魅力・愛おしさが満載の解説書
Posted by
スズメに特化した写真集であり、生態の解説書。 可愛らしいスズメの写真を愛でるのはもちろん、スズメの生活や子育ての様子なども詳しく解説されています。また、日本にいるもう一種のニュウナイスズメについてや、外国にいるスズメの仲間も掲載されています。 身近なスズメを、より知ることができた...
スズメに特化した写真集であり、生態の解説書。 可愛らしいスズメの写真を愛でるのはもちろん、スズメの生活や子育ての様子なども詳しく解説されています。また、日本にいるもう一種のニュウナイスズメについてや、外国にいるスズメの仲間も掲載されています。 身近なスズメを、より知ることができた一冊でした。
Posted by
スズメ愛溢れる、スズメ尽くしの本。 日本ではお馴染みの鳥、スズメについての情報や写真が満載! ・巻頭スペシャル にっぽんのスズメ写真館 ・基礎知識&雑学集 スズメのきほん ・Visual Essey 鳥たちとの70年を振り返って 写真・文 小宮輝之 ・Spesial Featur...
スズメ愛溢れる、スズメ尽くしの本。 日本ではお馴染みの鳥、スズメについての情報や写真が満載! ・巻頭スペシャル にっぽんのスズメ写真館 ・基礎知識&雑学集 スズメのきほん ・Visual Essey 鳥たちとの70年を振り返って 写真・文 小宮輝之 ・Spesial Feature せかいのスズメ ・行動&しぐさ図鑑 スズメのまいにち ・Spesial Interview スズメ写真家 中野さとる 主な参考文献有り。 一冊丸ごとスズメの本。 カラー写真たっぷりで、スズメの世界へと誘ってくれます。 巣立ったばかりの薄い色の子スズメの可愛いこと。 ストレッチのエンジェルポーズは、胸キュンになる魅力。 裏表紙のドヤ顔?な姿もステキです。 また、知識や雑学、情報などが豊富にあるのも良かった。 鳥としては珍しく、水浴びと砂浴びの両方を行うこと、 尾羽の付け根の腺から出る蝋状の物質を羽に塗ることなど、 スズメの生態が詳細に説明されています。 「古事記」に名が登場、江戸時代は人気のペットだったなどの、 豆知識や世界のスズメの種類と分布地域も掲載されています。 ニュウナイスズメやイエスズメについてもありました。 身近なようで実は知らないことが多いスズメ。 減少する中で懸命に生き、命を繋いでいる小さな存在に、 心を傾けることが出来る、内容でした。
Posted by
- 1