山田風太郎時代小説コレクション 天の巻 の商品レビュー
49年から69年までの作品8編。 「降倭変」この話を読んで初めて「降倭」というものを知った。 「家康の幕の中」本多佐渡守正信から薫陶を受ける土井大炊頭利勝の話。権謀術数の恐ろしさよ。
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時代小説というと戦国、江戸、幕末が主であるだろうが首を切り落としたは生えてくる中国譚や釈迦が登場するインドの小指斬りの盗賊の話などバラエティに富んでいる。 短編ながらも関ヶ原以降の豊臣恩顧武将の死の連続の不自然さを解釈するのみならずミステリー要素も入っている作品など風太郎氏の奇想...
時代小説というと戦国、江戸、幕末が主であるだろうが首を切り落としたは生えてくる中国譚や釈迦が登場するインドの小指斬りの盗賊の話などバラエティに富んでいる。 短編ながらも関ヶ原以降の豊臣恩顧武将の死の連続の不自然さを解釈するのみならずミステリー要素も入っている作品など風太郎氏の奇想が味わえる。
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