京極夏彦の世界 の商品レビュー
これは美しい楽しい本。文庫版カバーの張子人形の写真が見られるだけでも嬉しいではないか。第4章の「京極デザインの世界」を読んで、分かっていた積もりだったものの、「そこまで考えてつくっているのか!」と、京極氏の仕事ぶりに改めて驚嘆したわ。
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どの本の表紙も素晴らしく、紹介されてる小説も本書も手元に置いておいて何度も眺めくなる。京極さんの「版面を気にかける(こだわりではない)は読者の読みやすさを重視しているため」という言葉は、何度か読んだことがあるけれど、そのたびに「職人」であると感じる。『鵺の碑』待ってます。
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百鬼夜行シリーズの表紙が巻物に描かれてるのは気付かなかった。その後の張り子人形は怖くて苦手。京極さんの版面づくりの解説を読むだけでも価値あり。
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私の場合、京極先生の作品は、ノベルス、文庫版と購入時期により媒体が違います。作品はもちろん、表紙も素晴らしいので出来るなら全部買い揃えたい! それが中々叶わない時にこの本があれば、まるで家に全作品があるかのような満足感が得られます。いつか揃えられる日を夢見て、今はこちらで。
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京極夏彦氏著作物の装丁・挿画などがまとまった最新版ムック本。しばらく京極作品から離れていたが、この本を見て久しぶりに著作を読みたくなった。この本の「第4章・京極デザインの世界」、「『水木しげる漫画大全集』制作秘話」を興味深く読んだ。
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2022年発行、玄光社のソフトカバー本。京極さんのこだわりがわかる本。ところが、京極さんにとっては「こだわり」ではなく、当然のことをしているだけという感覚のよう。なんとなくまいるなぁ、すごいなぁ、という感じである。 内容:1 装幀・装画の世界(絵画・イラストの世界/造形物の世界...
2022年発行、玄光社のソフトカバー本。京極さんのこだわりがわかる本。ところが、京極さんにとっては「こだわり」ではなく、当然のことをしているだけという感覚のよう。なんとなくまいるなぁ、すごいなぁ、という感じである。 内容:1 装幀・装画の世界(絵画・イラストの世界/造形物の世界/グラフィックの世界/タイポグラフィーの世界)、2 京極アートの世界、3 ビジュアル化された京極ワールド、4 京極デザインの世界
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百鬼夜行シリーズが好きでその周辺の作品を読んでいる程度だったので、読んだことない作品も紹介されていて興味を持ちました。 私は講談社ノベルスで読んでいたので、文庫版をじっくり見たことがなかったのですが、文庫版表紙に使用されている立体模型は圧巻です。 ルビの振り方やなぜ「文庫版」...
百鬼夜行シリーズが好きでその周辺の作品を読んでいる程度だったので、読んだことない作品も紹介されていて興味を持ちました。 私は講談社ノベルスで読んでいたので、文庫版をじっくり見たことがなかったのですが、文庫版表紙に使用されている立体模型は圧巻です。 ルビの振り方やなぜ「文庫版」とつくのかなど、装丁以外にも視覚情報にまつわる京極夏彦の世界とこだわりがつまっていました。
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京極夏彦の世界と書いているだけはある。 独特な世界観から各シリーズの表紙やデザインに好みのものが見つかるのではないかと思う。 余裕があれば同じタイトルの小説を買い並べてみたい。
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