極度の心配性で苦しむ私は、強迫性障害でした!! コミックエッセイ の商品レビュー

つくしゆか(著者)

2024/07/21

丁寧でかわいいイラスト。今まで大変な生きづらさを抱えてきて、生きているのがつらいくらいの苦しい思いをされてきて、読んでいて悲しくなった。
今回復の道を歩みながら好きなことができているって素晴らしいなあ。
強迫性障害に限らず生きるヒントが散りばめられていた。私も楽しみながら今を生きよう。

2023/12/28

この作品を読む直前に統合失調症の当事者の方のコミックエッセイを読んでいたのですが、発症の発端や症状にどことなく重なる部分があるように感じました。
両者の相違を調べてみると、重なる点もあるようですが、統合失調症が「外からの思考が入り込んでくる」感覚が強いのに対して、強迫性障害は「自分の考えで強迫観念が起こっていることを自覚している」という違いがあることを初めて知りました。

つくしゆかさんの症状もあくまでも個人のケースですが、そこまで追いつめられて大変になるものなのかと想像以上で驚きました。

当事者の方々がSNS等で発信されることは多いけれど、コミックだと”読むハードル”が文章よりもさがるので、知る機会がより拡がっているように感じます。
この作品もとても読みやすく、それとあわせて「伝えたい」という気持ちが強く伝わってきて、読んでみて良かったです。