クジラの海をゆく探究者たち(下) の商品レビュー
クジラの海をゆく探究者たち下 白鯨でひもとく海の自然史 リチャードキング 慶應大学 訳もわからずに読み出した 上にもまして面白い 白鯨と言う小説をはみ出した 内容の凄さを知り 読んでみたいと思うに至る 21世紀に書かれたこの本の著者は 19世紀にメルウィルによって書かれた 白鯨...
クジラの海をゆく探究者たち下 白鯨でひもとく海の自然史 リチャードキング 慶應大学 訳もわからずに読み出した 上にもまして面白い 白鯨と言う小説をはみ出した 内容の凄さを知り 読んでみたいと思うに至る 21世紀に書かれたこの本の著者は 19世紀にメルウィルによって書かれた 白鯨が示す自然史としての中身をひもとく 曰く 原初ダーウィン主義的物語 原初環境保護論者の物語 イシュメールが今私たちにとって気候難民の象徴を務める物語だと言う 利益を求め続ける産業革命以来 海に溶け込んだ分解しずらいプラスチックの微粒子から ロープに網に釣り糸に浮きにタイヤにマスクにペットボトル あるいは電波や音波や放射能などの人工物が 人間をも含む生命を追い詰めて来た
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