スリーピングデッド(下) の商品レビュー
大叔母END 同級生BLながらも、佐田と間宮の精神年齢がかけ離れているので教師と生徒の距離感になっていました こう、ブルアカ的な感じで 恋人関係には至れなかったのが面白かったです 佐田ゾンビの活動停止を通して、死と失恋を間宮は学ぶのですが、こういう結末になりますよね、と 朝田...
大叔母END 同級生BLながらも、佐田と間宮の精神年齢がかけ離れているので教師と生徒の距離感になっていました こう、ブルアカ的な感じで 恋人関係には至れなかったのが面白かったです 佐田ゾンビの活動停止を通して、死と失恋を間宮は学ぶのですが、こういう結末になりますよね、と 朝田さんのテクニックで、日常風景をセリフを使わずコマだけで語るのが小説的で好きでした 最後に間宮の足さばきのみの数ページで喪を表現し、かつ饒舌なセリフ回しが介錯直前の言葉少なさと相まって美しかったです そして自決に至る瞬間を、モノローグを使わず表情だけで語るのはすごかったです 対話の答えで滋味ある表情で返すのも良いです 間宮の片思いがストーリーを牽引していて、このスピードというか勢いというか、それが危うくて目が離せませんでした 結局最後まで佐田は、1話のときの変わらないままでした ゾンビ設定なので、進化する間宮との対比なのでしょうか 関係性の破綻を美しく描ききっていて、感動いたしました
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最後の展開がとても良く泣いた。片方ゾンビだし、その食事のために殺人を犯すのだけど、そこのバイオレンスさは薄く、全体的には穏やかな愛の物語だった。とても良かった。。
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ねむい先生史上最高傑作では。BL史に残る傑作でもあると思う。超大作、凄すぎた… 愛について考えさせられる。決してBLという括りには収まっては行けない名作
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- ネタバレ
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物語の着地方法といい表現の仕方といい素晴らしいとしか言いようがない。 私は改めてこういう暗い終わり方が好きだなと思った。 佐田先生と女子高生殺した犯人は捕まってないし、佐田先生を生かす為に殺した罪で捕まっていないし、間宮は『天才』を発揮出来ず佐田先生を焼き、処分、挙句に自分も死ぬという、なんの解決も救いもなくて、暗闇に落ちていった最後がとてつもなく好きだった。 創作物としてのハッピーエンドのような美しい物語ももちろん好んで読むけど、そう上手くいかないものだと見せつけてくる作品もまた好きで、この作品はまさに後者に当てはまるものだったなと思った。 最後の間宮が佐田先生に気持ちを何度も伝えるシーンはとても良かった。 キャラクターについては、間宮が、最初自分を馬鹿にした皆を見返したいっていう気持ちで実験をやっていたけど、佐田先生に好感を持つにつれて佐田先生が隠れて暮らさなくてもいいようにって考え方が変わっているのは可愛かったし、みんなゾンビにすればいい!っていうのは極論もまたマッドサイエンティストっぽくて面白かった笑 ゾンビものBLを読んだのは初めてで、新鮮だったしゾンビってBLになれば性欲もあるんだなぁと謎の納得をした。
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