融合しないブレンド の商品レビュー
コーヒー屋さんの日常と家族の話 普段の手仕事とその空想 自分のスタンスやこだわりを持つのはかっこいい
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20230424 徳島県でアアルトコーヒーという自家焙煎店を経営されている筆者のエッセイ。 3冊目の本作で、さらに庄野さんのコーヒーとの関わり方、お客さまへの向き合い方への憧れと共感を強く感じる。 年齢が近い事もあり、家族構成も似ている事から普段から考えているような事、や...
20230424 徳島県でアアルトコーヒーという自家焙煎店を経営されている筆者のエッセイ。 3冊目の本作で、さらに庄野さんのコーヒーとの関わり方、お客さまへの向き合い方への憧れと共感を強く感じる。 年齢が近い事もあり、家族構成も似ている事から普段から考えているような事、やりたい事が似ているけど、それを実現している人と、いつまで経ってもいつかは、のままにしている自分を比べて情けなくなる。 今まで読んだ3冊を何度読めば少しは近づくだろうか。 こんな素晴らしい文章まで書ける庄野さんの才能、生き方に少しでもいいから近づきたい。 でも、その一歩を踏み出すにはそろそろタイムアウトになりそう。
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常識を「ネジ」と表現し、ネジで自分を押し付けようとすると息苦しくなることがある、という表現に共感。それは本当に自分にとって必要なネジか?必要かどうかは人によって違うので選んで良い、という言葉が心に残った。 「期待はしないけど信用はする」という言葉も良かった。 敢えて情報を遮断した...
常識を「ネジ」と表現し、ネジで自分を押し付けようとすると息苦しくなることがある、という表現に共感。それは本当に自分にとって必要なネジか?必要かどうかは人によって違うので選んで良い、という言葉が心に残った。 「期待はしないけど信用はする」という言葉も良かった。 敢えて情報を遮断した静かな著者の生活を読んで、無の大切さみたいなものを改めて感じた。 巻末にコーヒーにまつわる短編小説があって、コーヒーの魅力が伝わる静かな小説で、著者が珈琲屋を職業に選んだわけが少し分かった気がした。
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