トヨタで学んだ「紙1枚!」で考え抜く技術 の商品レビュー
よくまとまっています。 作者の意気込みも感じます。 知識の先が求められる世の中です。ビジネスマンに必要なスキルが多く示されています。 ・理解する、考える→→→やろう ・WHYかHOWか この辺が私も普段仕事で感じていることで共感しました。
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「わからないから動かない」と放置する人がいるという視点がなかったので、その点は気づきをえた。問題を構造化してレバレッジポイントを着く対策を心掛けているがそれに近いのかと。
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【感想】 <購入経緯> 「紙1枚」+「トヨタ」のキーワードで関心を持った。 また、自身も思考のフレームを勉強しているが、「考え抜く力」も必要だと感じたため購入した。 <要約> キーワードは2つ 「知行合一」:知=知識、行=行動 知識と行動のどちらかが欠けていては、何もできない 「視える化」 紙1枚にまとめる事、自身の思考の整理と、他人の考える力を借りる事ができる <感想> トヨタ=車=生産現場の内容はほとんどなく、トヨタ流の仕事の進め方や考えた方を学ぶことができた。また、前半は考え抜く方法(8STEP)や、仕事、働く意味など、知識を拡げる内容が多い。後半は読者が行動できるための説明を記載してあり、知(前半)行(後半)合一を体現できた内容です。 【お気に入りの言葉(引用)】 ・仕事=「他者」の問題解決 考え抜く力=問題解決力の向上を目的 ・問題も原因も「拡げる」「絞る」プロセスで考え抜く ・考え抜けないのは、「考え方」ではなく、「考える材料」がないから →行動して、材料を集める ・制約する 1枚×フレーム×テーマ テーマ:What、Why、How フレーム:拡げる、絞る ・「わからない事」を仕事ができない「言い訳」にするな ・動詞ではなく、動作レベルで説明 相手の行動を伴う説明 【日常への落とし込み】 ・1枚の紙で現在の業務を拡げると絞る ・目的意識を高めるために、印刷して持ち歩く 手帳や机など、目につくところに貼る ・誰かに説明できるように、人の話を理解する 他人視点+動作説明
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タイトルにある「紙一枚!」と「考え抜く」というキャッチャーなキーワードに釣られて読んでみましたが、私なりに要約してみると「問題の解決方法が導き出せないのは、何が問題かが分からない場合や単に知識が不足していたりする場合があるので問題を定義、解法導き出し、解決への適切な行動を取る」と...
タイトルにある「紙一枚!」と「考え抜く」というキャッチャーなキーワードに釣られて読んでみましたが、私なりに要約してみると「問題の解決方法が導き出せないのは、何が問題かが分からない場合や単に知識が不足していたりする場合があるので問題を定義、解法導き出し、解決への適切な行動を取る」という事です。著者の言う通り、紙の枚数の問題では無いので考え方が参考になれば良いです。
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今の自分にはすごく役立ちそう。自分の考えの及ばなかった点をいつも上司に突っ込まれるから。 これをモノにするために何回か読み直し(3回読めば腹落ちするって帯にも書いてあるし)実践してみよう。
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なるほど!って参考にはなったけど、私にはできなさそう。 でも、A41枚で考えるっていうのは、書いて、じっくり考えるってことだから、それはやっていきたいと思った。今ここでじっくり考えて、決めて、実行。そして改善。誰かがやっているかではなくて、自分達の組織にとってベストはどれかを考え...
なるほど!って参考にはなったけど、私にはできなさそう。 でも、A41枚で考えるっていうのは、書いて、じっくり考えるってことだから、それはやっていきたいと思った。今ここでじっくり考えて、決めて、実行。そして改善。誰かがやっているかではなくて、自分達の組織にとってベストはどれかを考えて選択できるように訓練していきたい。
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問題解決の本質は、Why/What/Howの切り口で課題の内容、原因、打ち手について考えを巡らせ、アイデアの拡散と絞込みを繰り返す事。空間的な広がりをもった知的活動して捉えると分かりやすい 分かりやすいが、もっと実用的な類書がありそうではある。サクッと読めるのでその意味では良い
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考え抜く技術という題名が気になり、手に取りました。表面的な理論というより、著者の実体験に基づいたノウハウを学んだような気持ちで、納得感を得ながら読み進めることができます。 以下に、特に心に響いた学びと、習慣化したいことをまとめます。 《学び》 ・仕事は、傍を楽にするために問題解決すること。その対策を立てる前に、問題をしっかり分析することが考え抜く力につながり、考えが浅いと言われなくなる。 ・考え抜けないのは、考え方ではなく、考える材料が頭にないから。つまり、これは思考量の問題ではなく、行動量の問題。材料を集めるためにアクションを起こそう。 ・考え抜く力を培うためには、テンプレートではなく、制約が必要。制約とはWhat/Why/Howであり、どんな議題・テーマ・資料に対しても、3つの疑問を解消するべく、拡げると絞るを繰り返す。 ・わからなくても、できるイメージが湧かなくても、とりあえずやる。何かしら行動する。 ・ 《習慣化》 ・上司に相談するときは、たたき台を用意する。 ・後で人に説明できるレベルで読む、聞く、考える、理解する、記憶に留めておく。 ・傍を楽にするために、人間観察という定点観測を行い、問題を察知する。 ・目的を意識して働くために、部門方針など、目的が書かれた紙を繰り返し見る。2つ上の目線で考える。 ・失敗事例や成功事例を紙一枚でしっかりまとめ、今後に活かす。再現性を高める。
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下記が本書のポイントと思うが、一番下を除き、表現が異なるだけで、いずれも類書にあるようなことだと思う。 Toyota Business Practice の8STEP 問題を明確に定義する 問題を分析し、分解する 改善の目標を設定する 真因を分析する 対策を立てる 対策を実行し...
下記が本書のポイントと思うが、一番下を除き、表現が異なるだけで、いずれも類書にあるようなことだと思う。 Toyota Business Practice の8STEP 問題を明確に定義する 問題を分析し、分解する 改善の目標を設定する 真因を分析する 対策を立てる 対策を実行し、最後まで見届ける 結果とプロセスの両方をよく見る うまくいったプロセスを標準化する 後で人に聞かれたら説明できるように理解する 対策の判断基準 ◯貢献度:実施したときのインパクトが大きい △難易度:比較的容易に導入できそう □鮮度:今すぐ導入しないと効果が薄まる 60%の判断のあとは、それを成し遂げる果断な勇気と実行力で100%の確実な成果を生み出す なぜなぜ分析を行うのは、目標の台数を達成するべく、流れ作業で日々フル稼働している工場では、自ずと「How?」優位の考えに偏ってしまうのを矯正するため。
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「ぱっと見」で「短時間」で「わかりやすく伝える」「見せ方」「伝え方」を紙一枚で実践するための具体的な方法を学ぶことができました。 ・なぜ紙1枚でまとめるか、相手に「読んで」理解してもらうのではなく。「見ただけで」理解してもらうようにすることが必要。 ・内容はもちろんだが、フレー...
「ぱっと見」で「短時間」で「わかりやすく伝える」「見せ方」「伝え方」を紙一枚で実践するための具体的な方法を学ぶことができました。 ・なぜ紙1枚でまとめるか、相手に「読んで」理解してもらうのではなく。「見ただけで」理解してもらうようにすることが必要。 ・内容はもちろんだが、フレームやテーマなどで瞬時に紙に書かれていること、目的を伝えることが必要。 ・目的/現状/課題/対策/今後のスケジュールを型化して、どんなに時間の少ない相手でも、即断即決してもらうことができるような資料を作成することが重要。(非ロジカルで感情をダラダラ長く書いてあるものは、ビジネスにおいて無駄と再認識できた。) ・紙一枚でまとめるプロセスとしては。「整理する」「まとめる」「伝える」がベースであり、これらの作業をそれぞれ1枚でまとめていく(エクセル1/ロジック3→1枚にまとめる) ・「考える」だけでは、情報の整理はできない。実際に動作として実行(PC入力ではなく、手書き)することで、情報をまとめ、整理し、伝えるべきことをもれなく伝えることができる。 ・実行にあたっては時間制限を設け、効率的に行うことを意識する。 ・1枚を作成するときは、目的を明確にする。「誰に」見てもらいたいのか、「何を」伝えたいのかを自問自答する。(「そもそも」の目的は?) ・「伝え方」においても、言葉だけでなく動作を併用することで、相手に聞いてもらう姿勢を促すことができる。(指で示す/構造のフレーズ(ポイントは3つ等)) エクセル1を活用すれば、テーマに対して、リンクするポイントや、伝えたいこと、ブレストの情報整理が見える化してできる。 ・相手の問いは、「What」「Why」「How」に集約されるため、自問自答する際は、この3つを軸に考える。(ただし、昨今で最も重要な答えは、Howに潜んでいることが多いため、Whyに固執しないことが必要。) ・紙1枚にまとめる本質は、自身の業務の時短化も目的ではあるが、多種多様なヒトとのビジネス上のコミュニケーションを活発に行うこともつながる。 ・相手に選ばれ続けるための、型を自身で確立し、信頼を勝ち取る。 物置の中の本棚を整理してたら、出てきて、そのまま掃除をやめて読んでしまいました。 そういえばこの本読んでシンプルに書類を作ることを意識していましたが、改めて自分の仕事の進め方をアップデートするうえで、非常に有益な情報を得ることができました。 現職はまさしくこういう効率化が欠けており、本書のような取り組みを実践できる人がいないため、少なくとも、自分は続けていき、他人との差をつけていきたいと、ブラックなことを思えてしまう一冊です。
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