世界の終わりに柴犬と(4) の商品レビュー
これズルいよ…。反則だって…。ダメだって。手紙ダメだって。泣いちゃうから…。ああ〜、めっちゃ良かったぁ〜!
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ハルさんのモフモフ感に癒されると共に、ご主人と一緒に日本の各地を回る旅のおかげで、その土地の知識も得られるのがなんだか得した気分になります! 鉄道に乗っててお互いの記憶を無くした状態でも息ぴったりなところは、彼らの魂レベルでの信頼関係を感じました! このエピソードがハルさんからご主人に宛てての手紙の感動をさらに強めてくれたと思います‼︎
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久しぶりにマンガ読んでボロ泣きしました。 やっぱり読んで良かったと思えるマンガです。 出会えて良かった。
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「世界の終わり」=終末世界をオタク女子高生の「ご主人」と柴犬「ハルさん」が旅するコミック。 この巻の旅は北海道から始まる。ご主人とハルさん、日本中を旅することにしたのでしょうか・・・? 北海道ではコロボックルや羆、網走刑務所。 青森では「あおもり犬」、猿ヶ森砂丘(日本一広い砂丘...
「世界の終わり」=終末世界をオタク女子高生の「ご主人」と柴犬「ハルさん」が旅するコミック。 この巻の旅は北海道から始まる。ご主人とハルさん、日本中を旅することにしたのでしょうか・・・? 北海道ではコロボックルや羆、網走刑務所。 青森では「あおもり犬」、猿ヶ森砂丘(日本一広い砂丘だそうな)。 秋田ではきりたんぽになまはげ。 岩手では銀河鉄道に座敷わらし、河童。 宮城では伊達政宗に牛タン、キツネ。 山形ではサクランボにツキノワグマに雪女。 福島では五色沼。 新潟では忠犬タマ公に佐渡の団三郎狸。 ・・・と地域色豊か。 各都道府県をテーマにした挿入イラストも美麗で楽しい。 青森でブラキストン線についてさらっと触れられる。北海道から同行してきたコロボックルが、ニホンザルやGのつく昆虫をはじめて見て大はしゃぎ、というエピソード。ブラキストン線というのは津軽海峡を通る動物相の分布境界線で、この線を境にツキノワグマ、ニホンザル、ニホンリスなどと、ヒグマ、ナキウサギ、エゾシマリスなどの生態圏が分かれる。提唱したイギリス人研究者の名前から名づけられている(余談だが、実はこの線を越えて分布している生物=ザリガニもいて、氷河期に青森と北海道が地続きだったのではないかという仮説もあったりする(cf:『系統地理学』))。 新潟の忠犬タマ公というのは、主人を二度雪崩から救ったというメスの越後柴犬である。駅や小学校などに合計4基も銅像があるそうである。先日、用事があって新潟駅に通りかかったのだが、見てくればよかったな・・・。 描き下ろしは「ラブレター」。 ハルさんは犬。順当に行けば、ご主人より先に逝く。今は楽しい旅の途中だけど、でも、この先いつか死んでしまったら、ご主人に遺しておきたい言葉がある。ハルさんは字が書けないので、その代筆を頼みに出かける、というお話。 最後はドタバタで〆るが、ほろりとさせる。 さて、ご主人とハルさんの旅、47都道府県分は続くのかな? 海外編がさらに続いてもおもしろいかも。
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