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366日の西洋美術 人物画編 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2023/03/18
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美術の解説書ですね。 図書館の新刊案内で、初めて読みましたが興味深い本です。 文字通り、336ページ、一ページに一作の作品を解説しています。336日は2月は29日で数えた日数ですね。 七日の週を別けて七つのテーマで解説されています。  人物画の歴史  権力者と美男・美女  人物画の物語  人物画の技法  描かれた人間関係  市井の人々  ファッション 閏年でのページですので、1日一ページだと余りぎみになりますが、面白い文章なので、次々ページをめくってしまいます。 監修は美術研究家の瀧澤秀保さん、著名な方なので、美術解説ではお馴染みのですね。 年代も作家もアトランダムなので、次に何の作品が出てくるか推測不可能。それが興味を誘いわくわく感があります。 文章も語りかける手法で、ある種の謎解きめいて、好奇心を揺さぶります。ページの下にさらなる(もっと知りたい)が知識力をくすぐりますね。 本が普通の単行本サイズなので、図面が小さいのが残念ですが、ページ数と値段を(2、400円)を思えば致し方ないのかな。 ともあれ、美術通に成れることは間違いないですが、作品と作家のさらなる興味への出会いと誘いの一書としたいですね。 この本はシリーズになっていて、他に10冊出ています。

Posted byブクログ

2022/12/15

366作の人物画を、1年の366日にあてはめて紹介しています。今日の日付を見るもよし、自分や誰かの誕生日を見るもよし… いつの間にか、西洋美術に詳しくなっているかも? デザイン学科 4年

Posted byブクログ

2022/11/09

366日シリーズ、「人物画編」 ページをめくるたびに現れる顔顔顔、そこに人生が閉じ込められている、圧倒的な歴史、時間が迫ってくる感じ。これは1日1人、じっくり説明文を読んで楽しみたい。モナ・リザは4月1日にありました。 編集方針としては、「人物画の歴史」「権力者と美男美女」「人...

366日シリーズ、「人物画編」 ページをめくるたびに現れる顔顔顔、そこに人生が閉じ込められている、圧倒的な歴史、時間が迫ってくる感じ。これは1日1人、じっくり説明文を読んで楽しみたい。モナ・リザは4月1日にありました。 編集方針としては、「人物画の歴史」「権力者と美男美女」「人物画の物語」「人物画の技法」「描かれた人間関係」「市井の人々」「ファッション」の順に、この観点から描かれた人物画を紹介。7つなので一週間でひとめぐり。 2022.9.1第1刷 図書館

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