ペンギンは空を見上げる の商品レビュー
著者の小説『同じ星の下に』に感動を受けたので、この本もずっと気になってました。小学生の子が目標に向き合う姿が丁寧に描かれています。意外な事実に驚きましたが、あとがきを読んで著者の想いをうかがい知ることができました。
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とても良心的な作品。主人公ハルと転校生イリスの出会いから始まる彼らの成長物語。さほど劇的な展開があるわけでもなく、しかもずっと何かしらの違和感がつきまとう書きぶり。この違和感の理由は終盤でようやく明かされるが、そこまでは結構忍耐を必要とする読書だった。ハルの得体の知れない屈折した...
とても良心的な作品。主人公ハルと転校生イリスの出会いから始まる彼らの成長物語。さほど劇的な展開があるわけでもなく、しかもずっと何かしらの違和感がつきまとう書きぶり。この違和感の理由は終盤でようやく明かされるが、そこまでは結構忍耐を必要とする読書だった。ハルの得体の知れない屈折したニヒリズムには素直に共感するところはないけれど、イリスのツンデレぶりはとても可愛くてこのお話の唯一の推進力だったと思う。ただ、それも含めてのすべての描写が伏線だったのかと思えば、なかなかに手の込んだ作品ではあった。 「同じ星のもとに」「ナイフを胸に抱きしめて」と読んできて、必要以上に期待値を上げてしまったのが逆にもったいなかったかな?という印象でした。個人的な好みを言えば、もっと純粋に宇宙への憧憬を強く打ち出した物語が読みたかったな、と思うのでした。
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少年の宇宙へのまっすぐな思いが、心を閉ざした少女の心を少しずつ溶かしていく温かい物語。 困難に向き合い前へ進む姿は清々しい。ただ、小学生にしては少し大人びすぎて、少し出来過ぎな様にも…
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地球は青かった。神は見当たらなかった。 ガガーリンが残したこの言葉が真実であることを どうしても確かめたかった小学6年生のハル。 とても聡明なハルくんが意固地になったり、斜に構えたり、傷ついたり大切なひとのためにまっすぐ動いたり。“宇宙”という広大な夢を介して人と向き合うひた...
地球は青かった。神は見当たらなかった。 ガガーリンが残したこの言葉が真実であることを どうしても確かめたかった小学6年生のハル。 とても聡明なハルくんが意固地になったり、斜に構えたり、傷ついたり大切なひとのためにまっすぐ動いたり。“宇宙”という広大な夢を介して人と向き合うひたむきさ。 なんだよもう、応援せずにはいられない。 終盤にかけて浮き彫りになるひとつの真実と、冒頭のガガーリンの言葉が繋がる瞬間には自然と目頭が熱くなった。わたしも、自分の感情の動きに素直にいたいな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なんて賢い小学生たち。 ちゃんとハルくんのメモを待ち、会話をする。好きなものを共有したくて勉強して同じ道を目指そうとする素直な心。その姿勢に見習いたい部分がたくさんあります。 ハルくんの誰よりも宇宙飛行士になりたかった気持ちと言葉、響きました。 最後のメモの内容、想像が膨らみますね。
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宇宙に憧れる小学6年生の少年の細やかな心の描写がしみて、感動というか、泣けます。 読書嫌いの息子にも読んで欲しいなと思わせてくれる物語でした。
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若い人に特に読んでいただきたい作品でした。 賢いハル君だからこその、悩みであったりを少しずつ自分の力で向き合っていくのにとても心揺さぶられました。
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ここまで情熱を持って注げるほど好きなものがあることを素直に羨ましく素敵に感じた。途中からなんとなくそういうことかなと感じていたことが最後回収されていった。ハルが賢すぎて小学生でイメージするのが難しく、必死に小学生のビジュアルを思い出しながら読んでいた。正直イリスのどこに引き込まれ...
ここまで情熱を持って注げるほど好きなものがあることを素直に羨ましく素敵に感じた。途中からなんとなくそういうことかなと感じていたことが最後回収されていった。ハルが賢すぎて小学生でイメージするのが難しく、必死に小学生のビジュアルを思い出しながら読んでいた。正直イリスのどこに引き込まれたのか自分にはあまり理解できなかった。
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ずっと教室で1人で過ごしているハル なぜ彼は1人を貫いているのかそしてどうして彼は言葉を発さないのかその事実を知った時とてももどかしかった 彼はまだ小学生で夢は努力では叶わないこともあるという現実を突きつけられたから少し大人びているのかもしれない でもそんな彼にもイリスという出会...
ずっと教室で1人で過ごしているハル なぜ彼は1人を貫いているのかそしてどうして彼は言葉を発さないのかその事実を知った時とてももどかしかった 彼はまだ小学生で夢は努力では叶わないこともあるという現実を突きつけられたから少し大人びているのかもしれない でもそんな彼にもイリスという出会いがあり少しずつ氷がとけて柔らかくなっていく また三好もいいやつで常に彼のことをそばで支えている とても良い小説だった
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