ペンギンは空を見上げる の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
会話が独特だなあって思ってたらそういうことだったのね、、(´;ω;`) タイトルもそうだし、神様はいないと何度も考えるのも全部そうだったのか!と驚き。 これをするための作品ではないっていうのが偉いですね。伏線、どんでん返しのための話になってないのが。 小学6年でハルは賢すぎるほど賢い、それは彼が背負うものがゆえ、無邪気に夢を追うことが出来ないと早くに分かってしまったから彼は大人になってしまっている。 三宅とイリス3人のやりとりが可愛い。 あとがきの著者の経験も興味深い。僕たちの青春はちょっと特別といい最近は面白い本が多くて嬉しい。
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とても良かった。 ハルくんは、鬱屈した心を抱えながらも 自分に出来る中で精一杯がんばっていて 本当に引き込まれました。 これから大人になっていくハルくんの道が 明るい光に照らされているといいなと思う。
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読了。周りから距離を取って、目的のために風船ロケットを作って飛ばすハル。そんな彼の前にハーフの転校生が来て…。めちゃくちゃ良かったです。ハルの気持ちの変化や成長、そういうことだったのかぁと胸がいっぱいになりました。結末を知って、再度読むとまた違って見えるだろうなと思います。
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ハルくんが小学6年にしては大人びているなと感じながら読みすすめていました。後半でハルくんの過去が語られ、周囲との関係性がクリアに。現実を小学校低学年で突き付けられる絶望を、ハルくんなりに道を歩もうとする姿に涙をしました。 大人びている部分と、幼い部分も交差するシーンはこれから子育...
ハルくんが小学6年にしては大人びているなと感じながら読みすすめていました。後半でハルくんの過去が語られ、周囲との関係性がクリアに。現実を小学校低学年で突き付けられる絶望を、ハルくんなりに道を歩もうとする姿に涙をしました。 大人びている部分と、幼い部分も交差するシーンはこれから子育てをする私にとって心に留めておきたいな感じました。 Amazonでは評価が高くないそうですが、とても良い作品だと思いました
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最後まで読み題名に納得しました。 会話のシーンで本人のところは回想風に書かれていて不思議に感じていましたがそこも納得。 障がいのため目標とする夢は実現できないけれど、支える側になり努力していこうとするハル。 障がいを乗り越えることは大変だと思うけれど、良き理解者に囲まれて前に進ん...
最後まで読み題名に納得しました。 会話のシーンで本人のところは回想風に書かれていて不思議に感じていましたがそこも納得。 障がいのため目標とする夢は実現できないけれど、支える側になり努力していこうとするハル。 障がいを乗り越えることは大変だと思うけれど、良き理解者に囲まれて前に進んでいけるのだな~と陰ながら応援したくなりました。
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ハルくん小6じゃないなーやたら大人びてるなーと思いつつ。エピローグ手前で、会話も全てそういうことだったか、と納得。 努力だけではどうしようもないことは、世の中にはある。〜他の誰よりも、その事実を知っているんだ。 なんて、エピローグから、何があったこの子に!?と動揺。読後は、より重...
ハルくん小6じゃないなーやたら大人びてるなーと思いつつ。エピローグ手前で、会話も全てそういうことだったか、と納得。 努力だけではどうしようもないことは、世の中にはある。〜他の誰よりも、その事実を知っているんだ。 なんて、エピローグから、何があったこの子に!?と動揺。読後は、より重みがある言葉になった。
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Amazonでは評価低いけどかなり好きだった本。小学生のハルとイリスが風船ロケットで宇宙を目指す。難聴というオチは気づかなかったな。ナイフを胸に抱きしめてとテイストが違いすぎて同じ作者?とびっくりした。
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素敵な読後感。エピローグのラスト数ページが胸に迫り、涙ぐんでしまいました。 宇宙に憧れ、将来はエンジニアになりたいハル。学校では孤立しているけど、努力家で風船ロケット打ち上げに果敢に挑む6年生。そして、その傍らには幼馴染みの三好くん。 ワシントンからやって来た1人の転校生の存在...
素敵な読後感。エピローグのラスト数ページが胸に迫り、涙ぐんでしまいました。 宇宙に憧れ、将来はエンジニアになりたいハル。学校では孤立しているけど、努力家で風船ロケット打ち上げに果敢に挑む6年生。そして、その傍らには幼馴染みの三好くん。 ワシントンからやって来た1人の転校生の存在が、クラスと孤立する男の子に変化をもたらす。 いかにもありそうな出来事かと思いきや、そこには意外な事実や登場人物たちの思いが秘められていて…。 「風船ロケットを宇宙まで飛ばす」という少年の挑戦と成長、友情を描いた作品。 後半の展開は特にページをめくる手が止まりませんでした。ハルのおじいちゃん、哲じいが格好良かったなぁ。 久しぶりに好物の宇宙小説を読了。 良い作品を読むと心が潤う。素敵な読書時間でした。
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坪田譲治文学賞を受賞との帯に、これは間違いないだろうと選択。 NASAで宇宙関連の仕事に就きたいと、日々努力をしている小学6年生のハル君のクラスに転校してきた、ちょっと難しい性格をしたハーフの女の子イリス。イリスに振り回されるうちに、彼らの周りに暗黙のうちに存在していた問題が顕在...
坪田譲治文学賞を受賞との帯に、これは間違いないだろうと選択。 NASAで宇宙関連の仕事に就きたいと、日々努力をしている小学6年生のハル君のクラスに転校してきた、ちょっと難しい性格をしたハーフの女の子イリス。イリスに振り回されるうちに、彼らの周りに暗黙のうちに存在していた問題が顕在化し、そしてそれを克服して成長していくという、どストレートなボーイミーツガールのジュブナイル小説。 難しいこと一切ないので、2時間くらいで読み切れる。 タイトルの割に、ペンギンなんて全然出てこないんだけど、でも読み終わったあとには心の底から納得する。 読み終わった後にこのタイトルを改めてみると、もともととても爽やかな読後感だったものに、さらに甘酸っぱい気持ちがないまぜになり。
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プロローグ/海の向こうから/言葉の壁/エピローグ 小学六年生 彼の名はハルくん。NASAのエンジニアを目指すという彼の今の目標は風船ロケットを飛ばして宇宙の写真を撮ること。大人の手を借りずに(なるべく かな?) やってきた転校生青い目の彼女はグイグイ迫ってくる。 彼の本当の願...
プロローグ/海の向こうから/言葉の壁/エピローグ 小学六年生 彼の名はハルくん。NASAのエンジニアを目指すという彼の今の目標は風船ロケットを飛ばして宇宙の写真を撮ること。大人の手を借りずに(なるべく かな?) やってきた転校生青い目の彼女はグイグイ迫ってくる。 彼の本当の願いは…… そして彼の真実は…… 胸がいっぱいになってしまいました。 応援しているよ、行く道を見つけるのをあきらめないで、くじけないで どうか どうか 祈っています
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