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朱華姫の御召人(上) の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2024/03/31

元版は2014年のコバルト文庫。なるほど少し若書きな感じが残っているのでこの評価。マンガに似合いそうな展開。下巻はどのように。

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2024/03/03
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Tさんのおすすめ。 市井の娘が後宮に入り、 優れた能力や異能を発揮する話はよくある。 しかも恋愛要素あり。 そんなよくある話でありながら、 しかも意外とドキドキシーンが多いながら、 ありがちとは思わせない何かがあった。 後宮に入ると言っても妃でもなく女官でもなく、 朱華姫という巫女的な立場のせいか、 神様に連れ去られないように偽の夫を立てたという昔話が良いのか、 最終的に皇太子(!)になったせいか。 (下巻へ続く)

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2023/07/21
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杏の木の下で出会った蛍と柊。出世の秘密を抱えて朱華姫となる蛍とその偽物の夫となる帝の第2皇子。神話と政争と甘い恋愛物の始まり。

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2023/06/06

後宮の烏と、世界観は同じ。 先帝の子と周りに知らされないまま、伯父の家で虐げられ、育てられた蛍は、ひょんなことから、神様を見て下ろす事が出来る朱華姫の真似事をさせられる事になる 初めは真似事だったはずが、宮廷に穢れが跋扈する事件をきっかけに、本当に神が現れて、朱華姫と認められる。...

後宮の烏と、世界観は同じ。 先帝の子と周りに知らされないまま、伯父の家で虐げられ、育てられた蛍は、ひょんなことから、神様を見て下ろす事が出来る朱華姫の真似事をさせられる事になる 初めは真似事だったはずが、宮廷に穢れが跋扈する事件をきっかけに、本当に神が現れて、朱華姫と認められる。 柊と蛍の淡い恋に神様との三角関係も見もの✨

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2023/05/01
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神に選ばれた先帝の落胤と現帝の第二皇子(いわくつき)と物語、というと後宮の烏とかなり設定が類似しているけれど、こちらの方が明るい感じがする。和風みも中華みもまじる後宮ファンタジー。イメージとしては天平+平安だった。主人公蛍をいびっていた叔父にざまぁ展開が来るかと思ったら、最初の数ページで退場してしまった…。絲のキャラが良い。巫女的立場・朱華姫の偽物として呼ばれたら本物になり、黒幕の一部が見え隠れしたところで下巻に続く!!

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2023/03/15

母との約束で、先帝の血を引いていることを隠して暮らしている蛍。伯父の家で下働き同然に扱われていたが、ある日、奥の神に仕える巫女・朱華姫(あけひめ)に選ばれる。 朱華姫は帝の宮に住み、第二皇子が御召人となって世話をし、護衛するものらしい。冷ややかな美貌の皇子・柊にかしずかれる慣れな...

母との約束で、先帝の血を引いていることを隠して暮らしている蛍。伯父の家で下働き同然に扱われていたが、ある日、奥の神に仕える巫女・朱華姫(あけひめ)に選ばれる。 朱華姫は帝の宮に住み、第二皇子が御召人となって世話をし、護衛するものらしい。冷ややかな美貌の皇子・柊にかしずかれる慣れない生活に戸惑う蛍だったが……。 先に「後宮の烏」を読んでいたので、「世界観繋がってる?」と興味を惹かれながら読みました。おもしろかったです。 いじめられていた女の子が突然お姫さまに選ばれて、伏魔殿みたいなところに放り込まれて頑張る話、と言えば少女小説の王道だけど、一筋縄でいかない事情やら隠された謎やらでぐいぐい読ませられました。そして柊との恋愛関係にも始終ニヤニヤ。 上巻の終わりとしてはキリが良かったので、すっきり読み終わりましたが、まだ明かされていない謎がたんまりあるので下巻も楽しみです。

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2023/01/29
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なんと無自覚にイチャイチャすることか…。 表紙も構図的なものかと思ったらむしろこの二人の基本ポジションのような(笑)下巻も楽しみ。

Posted byブクログ

2023/01/25

後宮の烏を読み終わり、余韻を感じたくて読み始めましたが読みやすく一気読み。 ドキドキが文章から伝わってきました。 下巻もキュンキュンした場面が沢山あると良いなと 期待してます。

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2023/01/20
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『後宮の烏』の作者による、ほぼ同じ世界観の中で語られる別の王宮の物語。 後宮の烏よりも恋愛色強めかな。 出生の秘密を持つ少女が神を呼び特別な姫になっていく展開なのだけど、それよりも少女・蛍と皇子・柊の恋物語だよなあ。 二人ともそれが恋だとは気づいてなくて、なかなかもどかしい。 最初少女がウジウジしているあたりはなんだかなあと思ったが、後半はなかなか良かった。 初版は2014年と言うことで、初期の作品らしく、伏線の張り方や物語の展開はまだ拙い感じがする。 さて、なんだか色々安心できないような感じの引きだけど、下巻ではどうなるのかな?

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2022/12/18
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和風シンデレラストーリー?伯父の家で、母と共に虐げられていた少女・蛍は、あるひ突然迎えが来て帝の住む宮へと連れて行かれる。粗末な衣から上質で美しい衣装へと着替えた蛍は、神に仕える巫女・朱華姫として、仮の夫・第二皇子の柊に大切にされながら(それこそ移動の時はしょっちゅうお姫様抱っこなのだ)暮らし始める。 穢れ神と清き神が戦い、どうなることかと思ったが、蛍は、「人の子はわれらを厭う。夜がなければ生きていけぬだろうに、夜の穢れを遠ざけようとする」という穢れ神の言葉を聞いて、昼と夜、光と影は隣り合うもの、相容れずとも寄りそうことはできるのではないかと、どちらの神も祭ることを提案し、丸く収まる。二人の未来も明るく、気持ちよく一気読みできる物語でした。

Posted byブクログ