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ドラゴンズ・タン の商品レビュー

4.2

13件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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2024/04/12

好きな作家さんの本だったので手に取ったのだが、これまでとは全く作風が違っていた。 過去から現在まで生命を繋いでいく壮大な物語だ。 けれど私には、途中でやめようかと思うほど読みにくかった。 それを読み通したのは、読んだ人たちの評価が良かったからなのだが。

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2023/11/10

二千年前の漢の時代から始まる。滅多にお目にかかることのない漢字のオンパレードで名前を覚えるにも一苦労で読むのに時間がかかった。それでもラブロマンス大河とホラーミステリということで面白かった。世界を滅ぼしたいという男の怨念から生まれた「竜舌」。古井戸に宿る奇異な生命体は漢、唐、明…...

二千年前の漢の時代から始まる。滅多にお目にかかることのない漢字のオンパレードで名前を覚えるにも一苦労で読むのに時間がかかった。それでもラブロマンス大河とホラーミステリということで面白かった。世界を滅ぼしたいという男の怨念から生まれた「竜舌」。古井戸に宿る奇異な生命体は漢、唐、明……と時代を経ながら暗躍していく。一組の男女と「竜舌」との因果な関係は悠久の時を超えていく。現代でその「竜舌」は満ち足り世界へ放たれる。どの時代のお話も面白かった。

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2023/04/23

違いますよ! 最近みんみんがハマっている宇佐美まことさん なんかまた引っ張られた感じなのがなんとなく悔しいから、あえてみんみん未読の…ってことじゃないですからね! 昨年末から読みたいリストに入っていたんですからね 引っ張られたときは引っ張られたって言いますから! 以上誰も必要...

違いますよ! 最近みんみんがハマっている宇佐美まことさん なんかまた引っ張られた感じなのがなんとなく悔しいから、あえてみんみん未読の…ってことじゃないですからね! 昨年末から読みたいリストに入っていたんですからね 引っ張られたときは引っ張られたって言いますから! 以上誰も必要としてない言い訳でした さて『ドラゴンズ・タン』です いいね!宇佐美まことさんいいね! 話の筋としてはよくあるやつです よくあるやーつです 大昔に引き裂かれた男女が転生を繰り返し時空を超えて再び出会う ほらね、どっかで聞いたことあるやつでしょ 聞いたことあるやーつでしょ(なぜ毎回言い直すのか) でもそこにね○○○○の要素を加えることで、全く新しい物語に姿を変えるっていうね 既存のシステムに新しいエッセンスを加えて…っていう新製品の開発手法によくあるやつです よくあるやーつです(また!) いや、すごく面白かったんですが みんみんの本棚を見ると宇佐美まことさん、かなり多彩な物語を書く作家さんのようでいろいろ読んでみたいなと思いましたよ って結局みんみんの本棚参考にするんかい!っていうね いいんです! それがブク友ってやつです (最後だけ言い直さない気持ち悪さ)

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2023/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

連作短編5篇の転生もの。 漢、唐、明、日本と別れた2人の運命が時代を超えて再び巡り合う。一対の耳飾りと剣がその絆をあきらかにする約束だけど、二つの運命はなかなか交差しない。 1篇1篇がそれぞれ独立して面白く、最後に全てが繋がって退魔が成るところはあっけないほどだった。

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2023/02/06

中国、漢の時代から現代の日本まで5章あるが、第1章の登場人物名を覚えるのに少々苦戦する。 章が進むに連れて「竜舌」が、妖狐から別物へと変わってゆく過程に悍ましさを感じながらも読むのは止められなかった。 いったい、どこの時代へどう繋がってゆくのか…想像もできなかった。 最終章で、日...

中国、漢の時代から現代の日本まで5章あるが、第1章の登場人物名を覚えるのに少々苦戦する。 章が進むに連れて「竜舌」が、妖狐から別物へと変わってゆく過程に悍ましさを感じながらも読むのは止められなかった。 いったい、どこの時代へどう繋がってゆくのか…想像もできなかった。 最終章で、日本の現代にてウイルスになったときはどうなるのかと思ったが、それも察知できたのは決まっていたことだったのかもしれない。

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2023/02/05

第1章~第5章それぞれが独立した物語かと思いきや始まりは漢の時代、中国。『竜舌』の怨念は時代と舞台を変え暗躍する。翠の玉石、鋭勍微、小指…不気味である。壮大で濃密、伏線回収も円滑だった。

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2023/01/19

舞台は漢・唐・明時代の中国から昭和の上海、 そして令和の日本へと、 それぞれの時代の物語は現代に繋がっていて、 連作短編集でありながら、 受け継いで受け継がれて現代に到達する、 悠久の時を越える壮大な物語でした。 すっごく面白かった! 古代の中国での出来事が、 こんな風に進んで行...

舞台は漢・唐・明時代の中国から昭和の上海、 そして令和の日本へと、 それぞれの時代の物語は現代に繋がっていて、 連作短編集でありながら、 受け継いで受け継がれて現代に到達する、 悠久の時を越える壮大な物語でした。 すっごく面白かった! 古代の中国での出来事が、 こんな風に進んで行くなんて、 古の世界の中に飛び込んだように、 どっぷりはまりました。 ファンタジー系はあまり好きではないのですが、 この作品はホントに面白かったです! 進むにつれてはまって行きました。 ***ネタばれ*** 翠の耳飾りが片方づつ受け継がれ、 2000年の時を越え、 現代の日本で再び揃った時、 「あぁ、こう揃った」と、 最終章でこんな感動が待っていたなんて、 なんて壮大な物語なんだろう、 ホラーサスペンスでありながら、 なんて大河浪漫にあふれた物語なんだろうと、 ため息みたいなものが沸きました。 凄い作品でした!

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2023/01/07

以前読んだ「螺旋プロジェクト」の1人作家版?中国の壮大な歴史からホットなウイルスまで、あまりに壮大なスケール…読み終わってグッタリ。核かなという予想も大きく外れ。荒唐無稽ではあるが「人の一生は一夜の夢に過ぎないかもしれないが、そのひとつひとつがあるからこそ悠久の歴史がつながる」に...

以前読んだ「螺旋プロジェクト」の1人作家版?中国の壮大な歴史からホットなウイルスまで、あまりに壮大なスケール…読み終わってグッタリ。核かなという予想も大きく外れ。荒唐無稽ではあるが「人の一生は一夜の夢に過ぎないかもしれないが、そのひとつひとつがあるからこそ悠久の歴史がつながる」にロマン感じる。「陰があれば必ず陽がある」「竜の舌ウイルス」「くだらない感情に左右されることがない人間の肉体を食い尽くす仮借のない機械」知念さんと同じウイルスの捉え方だ、へー。

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2022/12/22

一章の難読漢字だけ乗り越えれば あとは サクサクと読めると思いますので 三国志などがお好きな方は 楽勝かと(笑) 私は しばらく名前を覚えようと 頑張ってましたが 途中で 諦めたので そこから楽になりました 私は4章の泥の河に沈むが 一番好みでしたね 苦界の女性の話は ぐっとき...

一章の難読漢字だけ乗り越えれば あとは サクサクと読めると思いますので 三国志などがお好きな方は 楽勝かと(笑) 私は しばらく名前を覚えようと 頑張ってましたが 途中で 諦めたので そこから楽になりました 私は4章の泥の河に沈むが 一番好みでしたね 苦界の女性の話は ぐっときます ここら辺は ただ甘いだけの ファンタジーとは一線をかくして 人の生きざまが出ますね

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2022/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

好きな著者だったので。 「ドラゴンズ・タン」、竜の舌を巡る輪廻転生のお話。 中国の漢の時代からはじまったお話は、 大陸から現代の日本へと転がり込む。 といっても、「ドラゴンズ・タン」が何なのか、 何を意味をするのかは最後まで分からない。 ただの(というと語弊があるが)ファンタジーかと思っていたら、 最後に思いがけない現実的な展開になり、 何もかにもがうまくはまっていくのは驚きだった。 (伏線回収という言葉がどうも気に入らないのは私だけだろうか) 個人的には、 いろいろな時代に登場する、 様々な人物たちが彩る物語が楽しかったので、 そのままファンタジー的な展開も読んでみたかった気がする。 自由に飛び回っていた空から地上に降り立つのではなく、 そのまま飛び去ってしまうような。

Posted byブクログ