人に優しいロボットのデザイン の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本書にも引用されているとおり、人の人生を豊かにするものはどうやら富ではなく「他者との結びつき(ただし人数より質が重要)」らしい。とはいえど同時に、友人ではない「なんもしない人」や無機物(ロボット、ぬいぐるみ、動く図形)であっても心を癒したり安心させたりもできる。それは自己が他者(物)に抱く「困ったときはアクセスできる」という安心感も含まれる。そんな「人口あい」(あえて愛ではなく平仮名表記)を備えたロボットのデザインを目指す一冊です。 あいがあるロボット三原則 1.ただ何もしないで傍にいてくれる。 2.自分のことを応援し続けてくれる。 3.ロボット自体が自立して独自の世界を生きる。 自分は理系でもないしロボットに詳しくはないが大変面白く読み進めることができた。研究論文の引用も面白く、「人間ってそういうとこあるよね」と納得(人の目があると勉強したりとか)。心理学のテーマが数多く出てくるのでその分野に興味がある人はぜひ読んでほしい(あと、先生の自己紹介が堅苦しくなくて好き)。
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC16703019
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肉親にも町内にも増えている高齢者一人世帯。建設的なことはしなくても、精神をサポートしてくれるロボットは求められるはず。その可能性を知るために読みたい #人に優しいロボットのデザイン #高橋英之 22/9/13出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き #読みたい本 ...
肉親にも町内にも増えている高齢者一人世帯。建設的なことはしなくても、精神をサポートしてくれるロボットは求められるはず。その可能性を知るために読みたい #人に優しいロボットのデザイン #高橋英之 22/9/13出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き #読みたい本 https://amzn.to/45HMgQo
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ロボットに仮託された「他者」の研究。 いわゆる癒し系ペットロボットとはまったく異なる、居合わせる他者の設計を指向する。 概念はわかる。では、どのように、ロボットとして、実装されるのか?それはデザイナーの出番だろう。
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高校生ぐらいに読んで欲しい本。研究の方向は他にもあるんだろうけど、こう考えて、こっち向かってますが分かるのは良い。そーゆー流れの本、なかったと思うので。
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