私はだんだん氷になった の商品レビュー
登山家の父の遭難死、心を閉ざした氷織に降りかかる、いじめ、虐待。安らぎは推しアイドルのなりきりとのメッセージの交歓だけだったが―。(e-honより)
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コロナ禍を描く小説が増えてきた今、コロナ禍だからこそ生まれる小説もある。 ネット社会、スクールカースト、コロナ、、、様々な社会問題を織り込みながら、そして読者の予想を裏切りながら、話は進んでいく。読み始めたら止まらなかった。
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最愛の父を亡くし、学校では虐められ、義父に性的被害を受けて心の拠りどころがないという描写をしっかり描いているので、アイドルの「なりきり」だと分かっているのに依存してしまう突拍子もない展開も納得してしまいます。結構リアルな危うさだと感じました。 ネット社会やSNSを題材にしたミステ...
最愛の父を亡くし、学校では虐められ、義父に性的被害を受けて心の拠りどころがないという描写をしっかり描いているので、アイドルの「なりきり」だと分かっているのに依存してしまう突拍子もない展開も納得してしまいます。結構リアルな危うさだと感じました。 ネット社会やSNSを題材にしたミステリ的趣向は今となっては手垢が付いているので予想の範囲内でしたが、人物相関図は意外なところで繋がりを見せてくれたので楽しめました。
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雹(ひょう)というアイドルグループの四宮炭也というアイドルが好きな氷という少女が主人公です。 (嵐の二宮和也君を意識していると思います) 「なりきり」「背後」といった初めて聞く言葉が出てきました。 すごい汚い感じの性描写(氷は性的暴行を義父から受けています)なども結構あったのです...
雹(ひょう)というアイドルグループの四宮炭也というアイドルが好きな氷という少女が主人公です。 (嵐の二宮和也君を意識していると思います) 「なりきり」「背後」といった初めて聞く言葉が出てきました。 すごい汚い感じの性描写(氷は性的暴行を義父から受けています)なども結構あったのですが、最後まで読みました。 一話完結のようで、すべてが繋がっています。 腐女子の世界では34歳でおばさんとは、可哀想だなあと思いました。 なんか、選書ミスしたかと思いました。 ごめんなさい。 図書館にリクエストして予約1番で借りられたので、もったいないから最後まで読みました。 すごく、面白いところ、笑えるところもあったのですが、偏見では決してないのですが、これは読者を選ぶ本かもしれません。 私は選んでもらえなかったと思います。
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え…これ出版していいの?笑。フィクションで、創作だとしても、ちょっと際どいというかアウトじゃないでしょうか。。。苦笑。 まんま現在活動休止中の某Jの国民的アイドルのNですよね、、モデル。 アイドルをモデルにするのはいいと思うんだけどその結婚相手までまんまなんだけど。元美人アナウン...
え…これ出版していいの?笑。フィクションで、創作だとしても、ちょっと際どいというかアウトじゃないでしょうか。。。苦笑。 まんま現在活動休止中の某Jの国民的アイドルのNですよね、、モデル。 アイドルをモデルにするのはいいと思うんだけどその結婚相手までまんまなんだけど。元美人アナウンサーっていう設定もアカンよね。 なんでこうまでして寄せたのか気になる、、 訴えられたり抹消されたりしないか心配になる…チレンちゃん好きなのに。
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ある理由で声を発せなくなってしまった氷織、 そんな氷織の心を優しく溶かしてくれたのがあるアイドルの存在・・・しかし・・・。 最初は”推し活”や、”なりきり”といった世界が未知だった私は戸惑いと驚きがありました。 登場人物が様々な闇(氷)をかかえており、読んでいて苦しくなりつつも、...
ある理由で声を発せなくなってしまった氷織、 そんな氷織の心を優しく溶かしてくれたのがあるアイドルの存在・・・しかし・・・。 最初は”推し活”や、”なりきり”といった世界が未知だった私は戸惑いと驚きがありました。 登場人物が様々な闇(氷)をかかえており、読んでいて苦しくなりつつも、 それぞれの最後にはどんな形であれ心の氷が溶けていってくれたと思いたいです。 今作もミステリー要素がありつつ、とても読みやすい文章の構成でスラスラと一気読みができる作品です。 また前作の「みんな蛍を~」に登場する小説や人物が登場した時はなんとも言えない嬉しさがありました。 この小説を通して新しい世界を知ることができました。
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推しにのめり込む女性の心情を巧みに描いているように感じました。推しにのめり込む作品ですと、「推し、燃ゆ。」などが有名ですが、本作はもっとニッチで現代的な作品であると感じました。 主人公はとある女子高生で、些細なきっかけから仲良くなった、推しのアイドルのなりきりをしている人に恋す...
推しにのめり込む女性の心情を巧みに描いているように感じました。推しにのめり込む作品ですと、「推し、燃ゆ。」などが有名ですが、本作はもっとニッチで現代的な作品であると感じました。 主人公はとある女子高生で、些細なきっかけから仲良くなった、推しのアイドルのなりきりをしている人に恋するという、稀有な設定でした。 ここまでの設定でありながら、単純に恋愛ものとして昇華するのではなく、ミステリー要素を入れ、読者を楽しませる仕掛けがされていました。しかし、文体や演出の仕方、題材が若年層向け過ぎてイマイチ乗り切れなかったこともあり、評価としては星3くらいかなぁと。
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※このレビューにはネタバレを含みます
2022/09/22リクエスト 1 同じ名前がいくつが出てきて、例のごとく途中から混乱して、相関図的なものを書いて読んだ。 氷織の父は、エベレスト登頂間際で凍死した。学校でいじめを受け、家で義父に性的暴力を受ける。 氷織の生き甲斐はアイドル・四宮炭也の推し活。 コロナで?ライブが中止になったことで、氷織は推しのなりきり、とのやりとりにはまる。 顔を見たこともない、なりきりへの恋愛疑似感情がどんどんヒートアップ。 様々な事情で、なりきりと一緒に住むことになり… 売れっ子vチューバーの顔を持っていた、なりきりは、なりきりが17歳だった頃、親友になりたかった女のコが自殺した家で、同じような方法で自殺する。 氷織に、ここで死んでしまうことをお許しください、とメッセージを残して。多分とんでもない金額のお札をベッドに置いて。 それで、氷織はエベレスト登頂に挑む。 最後に意識が薄れながらも、17年前の父を見つけるのは、やっぱりお話だな、とは思うものの、ラストは少しだけ救いのある終わり方。 背後、なりきり、ロル、わからない用語が多数で、私がターゲットの本ではないと思ったが、最後まで読み切った。 表紙のイラストは、とても凝っていると思う。内容にぴったりの絵柄。
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