インディペンデントの栄光 ユーロスペースから世界へ の商品レビュー
レオス・カラックスやアッバス・キアロスタミ監督を発掘し、彼らの才能に惚れ込み、プロデュースまで手掛けた姿からは信頼関係と友情だけが浮かび上がってくる。 バイタリティ溢れる堀越さんの半生に憧れしか感じない。 キアロスタミとは最後に喧嘩別れしてしまうのですね。 『トレイン・スポッティ...
レオス・カラックスやアッバス・キアロスタミ監督を発掘し、彼らの才能に惚れ込み、プロデュースまで手掛けた姿からは信頼関係と友情だけが浮かび上がってくる。 バイタリティ溢れる堀越さんの半生に憧れしか感じない。 キアロスタミとは最後に喧嘩別れしてしまうのですね。 『トレイン・スポッティング』以降、作家性の強い映画が少なくなったというのはなんとなく分かりますね。 ミニシアターは別の選択肢としての場なのだ。 リアルな業界の裏事情も分かってとても面白かった。
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実に読み応えのある本だ。レオス・カラックスや映画『スモーク』、アキ・カウリスマキやアッバス・キアロスタミなど一癖も二癖もある人物たちと共に走り、日本のミニシアター文化になくてはならない人物である(何なら「レジェンド」とさえ呼んでもいい)堀越謙三がどんな生い立ちを経てどう映画紹介の...
実に読み応えのある本だ。レオス・カラックスや映画『スモーク』、アキ・カウリスマキやアッバス・キアロスタミなど一癖も二癖もある人物たちと共に走り、日本のミニシアター文化になくてはならない人物である(何なら「レジェンド」とさえ呼んでもいい)堀越謙三がどんな生い立ちを経てどう映画紹介の世界に足を踏み入れたのか、その人生が語られる。それはさながらギャンブルのように次に来る映画/監督を読み、大金をつぎ込む行為の繰り返しだ。そうした生々しい経験、そして共に仕事をした監督たちへの敬愛/リスペクトの精神に打たれてしまった
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