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はなごよみ 草花 の商品レビュー

3.7

15件のお客様レビュー

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2022/12/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【収録作品】「吉原桜」中島 要(「着物始末暦」シリーズ)/「桜の森に花惑う」(「妖怪の子預かります」シリーズ)廣嶋玲子/「あじさい」(「御薬園同心水上草介」シリーズ)梶よう子/「ひとつ涙」浮穴みみ/「縁の白菊」(「お鳥見女房」シリーズ)諸田玲子/「侘助の花」宮部みゆき シリーズものの一篇が多いせいか、なんとも中途半端な感じが拭えない。これをきっかけに本編を読んでみようとなる場合もあるから、それ自体は悪いわけではないのだが。

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2022/11/12

2022年第1刷、PHP研究所のPHP文芸文庫。6編。シリーズ化していると常連となるものが出てきてしまう。このアンソロジーシリーズで見たことのあるシリーズの作品も入っている。ただ今回はシリーズものの中に独立性が若干低いものが入ってきたのは残念。アンソロジーにいれるなら、シリーズと...

2022年第1刷、PHP研究所のPHP文芸文庫。6編。シリーズ化していると常連となるものが出てきてしまう。このアンソロジーシリーズで見たことのあるシリーズの作品も入っている。ただ今回はシリーズものの中に独立性が若干低いものが入ってきたのは残念。アンソロジーにいれるなら、シリーズとしての謎がもっと薄いものの方が。もっともこれだけ長くアンソロジーのシリーズを続けると仕方がないのかもしれない。 掲載作:『吉原桜』中島要、『桜の森に花惑う』廣嶋玲子、『あじさい』梶よう子、『ひとつ涙』浮穴みみ、『縁の白菊』諸田玲子、『侘助の花』宮部みゆき、解説:細谷正充(文芸評論家)、 出典:「吉原桜」(『なみだ縮緬 着物始末暦五』所収 時代小説文庫〈ハルキ文庫〉)、「桜の森に花惑う」(『妖怪の子預かります3 妖たちの四季』所収 創元推理文庫)、「あじさい」(『柿のへた 御薬園同心 水上草介』所収 集英社文庫)、「ひとつ涙」(『めぐり逢ふまで 蔵前片想い小町日記』所収 ハヤカワ文庫JA)、「縁の白菊」(『蛍の行方 お鳥見女房』所収 新潮文庫)、「侘助の花」(『幻色江戸ごよみ』所収 新潮文庫)、

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2022/10/21

吉原桜:中島要/桜の森に花惑う:廣嶋玲子/ あじさい:梶よう子/ひとつ涙:浮穴みみ/ 縁の白菊:諸田玲子/侘助の花:宮部みゆき はなが背景に浮かぶと物語に色がついたように感じる。花が何かを語ることはないのに人の気持ちが浮かんでくるように思う。明日も花は咲き、微かに香るのだろう。

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2022/10/01

「花」にまつわるアンソロジー。 解説にもあったけど、シリーズ物がほとんどだった。 シリーズの途中だけで、人間関係とかちょっとわかりづらいものもあった気がする。 廣島玲子さんのは、好きなシリーズなので、あ、この話、好きなエピだって嬉しかったのだけど。 (作中で、いろんな設定もちゃん...

「花」にまつわるアンソロジー。 解説にもあったけど、シリーズ物がほとんどだった。 シリーズの途中だけで、人間関係とかちょっとわかりづらいものもあった気がする。 廣島玲子さんのは、好きなシリーズなので、あ、この話、好きなエピだって嬉しかったのだけど。 (作中で、いろんな設定もちゃんと説明があったし。) 宮部みゆきさんのお話は、ちょっと切なかった。 あの余韻がなんとも言えない。

Posted byブクログ

2022/09/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 どの作品も楽しかったです。  私は「吉原さくら」と「ひとつ涙」が大好き!  桜も朝顔もいいですねぇ。

Posted byブクログ