敗者の古代史 の商品レビュー
1. 神武東遷。饒速日命が先んじて九州から河内平野、北河内へ。ニギハヤヒを祀る古社が多い。石切劔箭神社など。矢作神社、弓削神社、跡部神社も。物部氏の根拠地。天の磐船、河内国河上イカルガミネ、大倭の鳥見白庭山に。先代旧事本紀の東遷の記述に具体性がある。鳥見山の近くに茶臼山古墳、宗像...
1. 神武東遷。饒速日命が先んじて九州から河内平野、北河内へ。ニギハヤヒを祀る古社が多い。石切劔箭神社など。矢作神社、弓削神社、跡部神社も。物部氏の根拠地。天の磐船、河内国河上イカルガミネ、大倭の鳥見白庭山に。先代旧事本紀の東遷の記述に具体性がある。鳥見山の近くに茶臼山古墳、宗像神社は筑前国の宗像大神と同じ。ニギハヤヒの東遷前の勢力圏は北部九州の東半分。東遷に従った32人。大集団の計画的移住。対馬や壱岐の豪族の名もある。 ニギハヤヒはナガスネ彦の入婿。 2. タケハニヤス王とミマキイリ彦の戦争。 南山背に拠点を持つタケハニヤス王(孝元天皇の子)。 吾田媛、南九州の隼人(薩摩隼人、阿多隼人)の移住先の南山背。 孝元天皇と河内青玉繁の娘、埴安姫の子がタケハニヤス王。 ミマキイリ彦(孝元天皇の子の開化天皇の子)、19歳で皇太子、開化天皇没後即位。 孝元天皇と欝色謎命(ニギハヤヒの5世、オオヘソキの娘)の二人の子(開化天皇の他)、大彦はミマキイリ彦の大夫、倭迹迹日百襲姫命は予知。 磯城の瑞籬宮(著者の推定では崇神、垂仁、景行の宮) サホ姫とサホ彦、熊襲の八十梟帥とヤマトタケル、剣御子としての忍熊王、菟道稚郎子と大山守、飛騨の両面宿儺、墨江中王とソバカリ、大日下王と押木タマカズラ。
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