犯人に告ぐ 3(下) の商品レビュー
完結しないのかー。 現金受け渡しのシーンはドキドキものだった。 淡野のバックボーンが出てくると、犯罪者とはいえ思い入れが出てくるのが不思議。 次作はいつ発表されるかなぁ
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「犯人に告ぐ」第三弾! ほぼ、前作の続編です。 振り返ってみると、前作読んでから約5年! これ、前作のストーリを知っていないと面白さ半減で、しっかり前作の内容を忘れていました(笑) レビュー読み返してみても、詳細な内容書いていないし(笑) 前作読み返そうと思っても、手元にないし....
「犯人に告ぐ」第三弾! ほぼ、前作の続編です。 振り返ってみると、前作読んでから約5年! これ、前作のストーリを知っていないと面白さ半減で、しっかり前作の内容を忘れていました(笑) レビュー読み返してみても、詳細な内容書いていないし(笑) 前作読み返そうと思っても、手元にないし.. 第二段と間をあけずに読むことを強くお勧めします。 いよいよ下巻です。 ネットテレビでリップマンに呼びかける巻島。 そして、アバターとして登場するリップマン淡野。 リアルタイムでのやり取りの心理戦が面白い。 一方で淡々と進む最後のシノギ。このシノギの内容が唸ると同時に人間心理を巧みに突きすぎている。 とてもしびれます。 自分はこういう時って犯人側を応援しちゃいます(笑) しかし、偶然の出来事から、すこしずつ綻びが..ってそうならないと面白くないだろうし(笑) この最後のシノギはどうなる? リップマン淡野が勝つのか、巻島が勝つのか? といった展開です。 そしていよいよ巻島の台詞登場!! 「今夜は震えて眠れ」 そこから、最後クロージングになるわけですが、全ての謎が解き明かされていません。 まだまだ続くっていうこと? 後半のスリリングな展開はとても良かった。 お勧めです。 改めて、第二弾と間をあけずに読むことを強くお勧めします。
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完結かと思ったけどまだ続くっぽい。 なんやかんやアワノは魅力的なキャラやった。 自宅本棚で保管。完結するまで売れない…。
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天才詐欺師・淡野を捕まえるため、神奈川県警特別捜査官の巻島史彦は、配信番組【ネッテレ】に出演する。 巻島の呼びかけに応え、番組へアバターの姿で現れた淡野だが、その裏では「最後のシノギ」と称して驚くべき犯罪を仕掛けていた――。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
上巻はやや冗長な描かれ方で、話のテンポも遅く、少し読むのが辛かったけど、後半はスピードアップ。一気に読めた。 最初は「絶対アワノ捕まれ」と思っていたが、下巻に入ると冷静に受け止めていた。 結局ポリスマンは誰? 網代はこのままのうのうと生きていくのか? つまり、第4シリーズがあるのかな。
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さて、下巻。 ようやく明らかになるワイズマンの計画。上巻でちょこっと出て来ていた捜査一課が犯した禁忌に付け込まれる。 若宮って組織を束ねる課長としては共感できるタイプだったので、いささか気の毒、その後の姿はかなり残念。 一気に読ませる作者の筆力は流石だが、秋本の二転三転や淡野の...
さて、下巻。 ようやく明らかになるワイズマンの計画。上巻でちょこっと出て来ていた捜査一課が犯した禁忌に付け込まれる。 若宮って組織を束ねる課長としては共感できるタイプだったので、いささか気の毒、その後の姿はかなり残念。 一気に読ませる作者の筆力は流石だが、秋本の二転三転や淡野の不用意な行動などここでも都合よく進んで気になるところはあり。 淡野の人物像について、上巻の感想に「やや冗長とも思えた」と書いた、そのくどいくらいの描写がここでは活きてきたようにも思ったが、反面、その悲哀に焦点があたり、巻島vs怜悧な天才詐欺師という構図の緊迫感は薄れた。 ★★★★にしたけど、3.5くらいの心持ち。
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「リップマン」=淡野は、最後の事件と覚悟し、結果はその通りになる。 天才的詐欺師の彼が再び登場することはないだろうことが惜しまれる。しかし、「ワイズマン」の正体が中途で明らかにされる一方、警察の裏切り者=「ポリスマン」が誰なのかは、依然不明である。 まだまだこのシリーズは続くよう...
「リップマン」=淡野は、最後の事件と覚悟し、結果はその通りになる。 天才的詐欺師の彼が再び登場することはないだろうことが惜しまれる。しかし、「ワイズマン」の正体が中途で明らかにされる一方、警察の裏切り者=「ポリスマン」が誰なのかは、依然不明である。 まだまだこのシリーズは続くようであり、次の刊行が待たれる。
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下巻も一気読みでした。 私がイメージしていた淡野がどんどん覆されて、 人間味が出てきて、犯罪なのに、犯人なのに、 裁かれるべき人間なのに、心のどこかで応援してしまう。 淡野がリップマン(レスティンピースが由来)で、 ワイズマン(主犯格)、ポリスマン(淡野同様ワイズマンの部下で...
下巻も一気読みでした。 私がイメージしていた淡野がどんどん覆されて、 人間味が出てきて、犯罪なのに、犯人なのに、 裁かれるべき人間なのに、心のどこかで応援してしまう。 淡野がリップマン(レスティンピースが由来)で、 ワイズマン(主犯格)、ポリスマン(淡野同様ワイズマンの部下で警察内部の人間)、次々「~マン」が登場する。苦笑 警察内部、身近な人間が裏切っていたり、 犯行に利用されてしまったり。 巻島たち警察が主役のはずなのに、 気づいたら淡野を応援してしまっていました。 不覚にもちょっとうるっときてしまうぐらい。苦笑 次作も期待せずにはいられない一冊です。
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天才的犯罪者と県警の捜査官のメディアを通した心理戦は、先の展開を容易には予想させず、読み手に緊張感を抱かせ続ける。 今回は捕まるのか、逃げ切るのか、答えを知りたくもあり、結末を先延ばしして、もっと楽しみたいという気にさせた。 ダメキャラの小川が今回も唐突に結末に至る鍵を握ってし...
天才的犯罪者と県警の捜査官のメディアを通した心理戦は、先の展開を容易には予想させず、読み手に緊張感を抱かせ続ける。 今回は捕まるのか、逃げ切るのか、答えを知りたくもあり、結末を先延ばしして、もっと楽しみたいという気にさせた。 ダメキャラの小川が今回も唐突に結末に至る鍵を握ってしまうのはお約束であり、次回も功績をひけらかして、周りから冷たい視線を浴びる姿まで想像できた。
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雫井脩介の警察小説第3弾、の下巻読了。 上巻に引き続き「リップマン」逮捕のため、再びテレビ出演して“劇場型捜査”を展開する巻島率いる警察側と、その裏で大胆な犯行計画を実行に移す犯人側の2視点で、事件の動向が描かれています。 もう・・一冊丸々クライマックス!と言っても過言ではない怒...
雫井脩介の警察小説第3弾、の下巻読了。 上巻に引き続き「リップマン」逮捕のため、再びテレビ出演して“劇場型捜査”を展開する巻島率いる警察側と、その裏で大胆な犯行計画を実行に移す犯人側の2視点で、事件の動向が描かれています。 もう・・一冊丸々クライマックス!と言っても過言ではない怒涛の展開に、下巻もすっかり飲み込まれ一気読みでした!(^_^;) 早く次作が読みたいです!!
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