セロトニン の商品レビュー
はじめてのウエルベック、衝撃的。 日本人女性、モンサント、フランスの農業など気になるキーワードに惹かれて読み始めたが、 賢いのにずるくて、流されやすくてまったく共感できないはずの主人公の思考に取り込まれた。 不思議な読後感。
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孤独の最果て 死ぬこともできない 両親が最後まで手を繋いでいることができなかったところ パズルに興ずる子供を撃てないところ 写真を選んで貼り出すところ
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22.9.30〜11.11 夜中にテレビを無音でつけると落ち着いて〜って描写、鬱の時から個人的な習慣化してたから、ここまで人間の行動とか心理は似るものなのかと愕然とさせられた。どうしようもなくウエルベックの作品に共鳴する部分が自分の中にあるなあと、読みながら何度も思った。
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どこかで面白い展開がやって来ることを期待しながら読み進めたが、結局は最後まで陰鬱な内容で退屈な感想だった。
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前に読んだ闘争領域の拡大より面白かった。鬱病の男が人生と過去の女たちを振り返るという内容で、孤独の袋小路に陥っても自殺する勇気もない、というところで終わる。 単純に浮気がバレて振られました、で終わる話を神は凡庸なシナリオライターで〜とかごちゃごちゃ言ってたりするし、男は〜女が〜とか主語がでかくて読んでていらいらする。そういう小説でそういう男ですと言われればそれまでだけど。 主人公のセックスへの異常な執着はともかく、現代社会の個人主義のいたる孤独がこれですという話にしたいのは分かるのだが、単純に浮気バレたら誠心誠意謝って追いかければ良かったじゃん、気に入らないことがあればまず話をすればいいじゃん、ただ単にこいつが他人に対して何もしてこなかっただけじゃんと思うので、なんか共感できない。
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