京都府警あやかし課の事件簿(7) の商品レビュー
今までで一番泣きました。 塔太郎が乗り越えて、自由になる物語。八坂神社の神様たちが本当に素敵。鴻恩さんと魏然さん、かっこよすぎる。最初も最後もあなたたちに泣かされました。
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シリーズ第七弾。 祇園祭の山鉾略奪を企む「京都信奉会」の船越。 その企みを阻止し、祇園祭を守る為、京都府警人外特別警戒隊(通称“あやかし課”)は、迎撃部隊を結成し、船越軍を迎え撃つことに。 そして山鉾巡行当日、いよいよ警察の威信をかけた全面対決の火蓋が切られ・・・。 今回はま...
シリーズ第七弾。 祇園祭の山鉾略奪を企む「京都信奉会」の船越。 その企みを阻止し、祇園祭を守る為、京都府警人外特別警戒隊(通称“あやかし課”)は、迎撃部隊を結成し、船越軍を迎え撃つことに。 そして山鉾巡行当日、いよいよ警察の威信をかけた全面対決の火蓋が切られ・・・。 今回はまさに手に汗握る大決戦、カオスな巻でした! 地上では山鉾巡行が粛々と進行する一方、天上では大バトルが繰り広げれられていて、強敵・船越軍を相手に、あやかし課の隊員たちがそれぞれの能力を発揮して全力で闘う様がカッコ良かったです。 とりわけ、今回の決戦の主軸を担う塔太郎の闘いっぷりが神レベルで、船越とのバトルも凄かったですが、途中から彼の実父で「京都信奉会」の教祖・神崎(分身)との死闘になってからは、何度もピンチになりつつも諦めずに立ち向かっていく姿に胸が熱くなりました。 塔太郎は、自身の生い立ちからずっと負い目を感じて生きてきたのですが、実際はちゃんと八坂神社の神様たちに愛されていたのですよね。 (普段厳しい狛獅子の魏然さんの塔太郎へ優しい思いとか、尊くてもう・・) 第四話「送り火の夜と幸せの魂」で描かれていた、“五山送り火”が点灯されている中で、素戔嗚尊様(&スサノヲ様)からのメッセージを受け取った塔太郎が負い目から解放される場面には、胸がいっぱいになりました。 そして、今回でより深まった塔太郎と大の絆は、恋愛云々を越えてもはや魂レベルの結びつきという感じですよね。 さて、一旦は「京都信奉会」を撃退し、山鉾巡行の無事を死守した「あやかし課」でしたが、結局神崎の“本体”は健在ですし、幕間で描かれた“理想京”に登場した“弟(?)”の存在も気になります。 また改めて決戦することになるのでしょうか・・大と塔太郎に真の平安が早く訪れますように・・。
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これで完結かと思ったら、まだまだ戦いを続けるのね。ちょっとめんどくさい。でも、まあ、取りあえず前巻からの戦いの決着は付く。迫力ありました
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祇園祭を舞台に京都信奉会の船越軍との戦いが始まりました。 あやかし課も喫茶ちとせの面々のみでなく、全総力を挙げての戦いでした。 緊迫感溢れる決闘シーンと、京都の祭りや神仏の説明、とても細かい描写です。 周囲に感謝しながら成長できる環境ってとても素敵だなぁと思います。 よう...
祇園祭を舞台に京都信奉会の船越軍との戦いが始まりました。 あやかし課も喫茶ちとせの面々のみでなく、全総力を挙げての戦いでした。 緊迫感溢れる決闘シーンと、京都の祭りや神仏の説明、とても細かい描写です。 周囲に感謝しながら成長できる環境ってとても素敵だなぁと思います。 ようやく理想京や京都信奉会が見えてきて、ますます続きが気になります。そして大ちゃんと塔太郎の関係も。 それにしても、父・神崎武則は本当ヤバい奴でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
祇園祭を守るための、まさに大決戦。 これまでで一番規模の大きな闘いに、読むこちら側もかなりの緊張感と緊迫感を持って挑んだ心地。 最初は優勢、後に逆転され、また逆転し返し、そのまた……を繰り返す一進一退。 ページを捲る手に本当に汗をかいていたところにある人物の登場。 本気の絶望感を覚えて鳥肌が立った。 あの時、まさに現場の隊員とシンクロしていたと思う。 そこからよくぞ、よくぞ。 これで敵側も暫くは体制の立て直しを余儀なくされ、暫しの猶予はできただろう。 ただ、こちら側の被害も甚大。 特に塔太郎の犠牲っぷりが……あの場面は本当に息が詰まった。 本体を相手にしていないのに、これだけの犠牲。 最終決戦が今から怖い、本当に怖い。 本気で身をぼろぼろにしてまで闘った塔太郎に、最後に救いのエピソードが。 塔太郎、解放の瞬間。 そこに立ち会ったのが大ちゃんだったのは、もう必然だっただろう。 今回活躍した総代くんには非常に気の毒だが、二人の間にあるのはもう恋を超越したものになりつつある。 この二人の絆、想いの強さは、きっと最終決戦のときの助けにもなると思う。 助けというか、支柱というか。 自分の中にブレずに立ち続ける柱。 この二人の間に割って入るのは、もう無理だと思う……まさるもいるしね。 その辺りの決着もどうなるのか、引き続き楽しみなシリーズだ。
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あーー、ほんっとうに最高だった。 冒頭の塔太郎と大ちゃんのシーンはもちろん、その後の決戦シーンの迫力ときたら。 なかでも、やっぱり塔太郎と船越の一騎打ち! 息を止めるようにして読んでた。 で、大活躍の大ちゃんが狙われ始めた時の総代くん。 かっこいい!あのシーン、映像で見てみたい。...
あーー、ほんっとうに最高だった。 冒頭の塔太郎と大ちゃんのシーンはもちろん、その後の決戦シーンの迫力ときたら。 なかでも、やっぱり塔太郎と船越の一騎打ち! 息を止めるようにして読んでた。 で、大活躍の大ちゃんが狙われ始めた時の総代くん。 かっこいい!あのシーン、映像で見てみたい。 そして、親子対決。 あれは、もう、どうなるかと思った。 武則、邪悪すぎるでしょ。 塔太郎の命がけの戦いからのあれには泣きそうだった。 だからこそ、理想郷とやらのあの展開には、えええって叫びそうになった。 うっそーーん。 いや、まだ対決には先があるとは思ってたけど、そんな隠し玉が?! まじか。 それにしても、こういう話、京都が舞台だからこそだなぁ、と思う。 もう、続き、早くって駄々っ子になってしまう。
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