ストーリーでつかむ！プロジェクトマネジメントの原則 の商品レビュー

谷岡悟一(著者)

2023/12/02

小説パートと解説パートに記述が分かれている。
PMBOK7版はプロジェクトマネジメント原則を重視するアプローチで、順序が説明しにくいとのことで、その順序部分を担当しているのが小説パートとのことだった。
小説部分を見てもよくわからないなあという部分があったけど、解説パートで詳細があったり管理資料が出てくることで、理解できる部分もあって、そういう資料の重要性が体感できた。
PMBOK7版はもちろんだけど、6版も目を通しておいた方が良いんだろうなと感じた

2022/11/26

小学校高学年から高校生でも読めるようにわかりやすく書かれていた。実際に６年生がこの本を読み、参考にしながらプロジェクトを組み立てている。
即、学校にも購入を決めた一冊。

2022/09/25

2022年9月24日読了。衰退する島を救うべく「演劇部で日本一の劇を行う」目標のプロジェクトを立ち上げた高校生、陸。様々なメンバーを巻き込みながら進むプロジェクトの行方は…。PMBOK 第7版にもとづきプロジェクト・マネジメントの原則、勘所を物語形式で説明する本。『もしドラ』と似ているがあちらに比べてずっとアカデミックというか、PMBOKの原理原則の説明が多すぎて物語を阻害している感もあるが、洗い出せなかったリスク・続発するトラブルなど、物語・描写的にはこちらの方が優れている点もあるか。どれほど精緻な計画を立てたとしても計画通り進むプロジェクトはない、と心得、発生するトラブル・ステークホルダーの指摘に誠実に向き合い1件ずつ解決していくことがPMの要諦、ということだろうか…。