超圧縮 地球生物全史 の商品レビュー
その名の通り、生物の進化を一冊にギュッと詰め込んだ本。とは言え、そこまではしょっている感じもなく、絶滅のトリガーとなった5回の大災害とその後どのように復興&自然選択による進化がなされたのかよく分かります。そして、英語の原書を海外赴任中に読んでいたことに途中で気付きました。...
その名の通り、生物の進化を一冊にギュッと詰め込んだ本。とは言え、そこまではしょっている感じもなく、絶滅のトリガーとなった5回の大災害とその後どのように復興&自然選択による進化がなされたのかよく分かります。そして、英語の原書を海外赴任中に読んでいたことに途中で気付きました。。
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全生物史という事で、地球の歴史がわかりやすく解説されています。所々に絶滅した生物の挿絵があるのですが、日本語版限定らしいです。もっとたくさん挿絵が欲しかったです。お時間のある方は、名前から画像を探してくださいとの事。
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読みすすめながら、 だんだん、だんだん 項目タイトルと図だけ読むようになって ちよっときつくなって(失礼、それでも収穫) ちよっとイメージわいていかないからだな なので、 パラパラまんが風に地球のことを追えられたらばか売れだと おもたのだ。 でもちょとむりあるだ。
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生物の進化の全体像を知りたくて購入しましたが、期待していた内容ではなかったです。 種族ごとに細かい話が行ったり来たりするので、どの時代に何がおきたのか掴みづらい。 また、環境変化等で絶滅した種もいれば生き延びた種もいて、何が要因だったのか?が気になるところですが、ただ「生き延びた...
生物の進化の全体像を知りたくて購入しましたが、期待していた内容ではなかったです。 種族ごとに細かい話が行ったり来たりするので、どの時代に何がおきたのか掴みづらい。 また、環境変化等で絶滅した種もいれば生き延びた種もいて、何が要因だったのか?が気になるところですが、ただ「生き延びた」という結果が書かれているだけ。明らかになっていないからかもしれませんが、仮説などでも紹介があれば…。
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いつも利用している図書館の新着本リストで目に付いた本です。 タイトルをひと目見て予約したのですが、地球誕生から今に至るまでに登場した様々な生物を数多く紹介してくれています。今までに聞いたこともないような種族が大量に登場していて、よく化石だけからここまでの形態や生態を推測できる...
いつも利用している図書館の新着本リストで目に付いた本です。 タイトルをひと目見て予約したのですが、地球誕生から今に至るまでに登場した様々な生物を数多く紹介してくれています。今までに聞いたこともないような種族が大量に登場していて、よく化石だけからここまでの形態や生態を推測できるものだと大いに驚きました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルの通り超圧縮、ハイスピードで地球生物の全史を振り返ってくれた。 多分、さまざまな足元の発見によって、我々が学生時代に学んだものからはかなりアップデートされているのがよくわかった。 専門的な言葉をなるべく避けて、絵なども交えながら説明してくれていたのが良かった。 今後数千年のあいだに、人類は消滅する! 地球の歴史からすると、人類による炭素急上昇のグラフは、ピークは高いが幅は針のように狭く、長期的には検出できなくなる。 先史時代、太古の昔の出来事により、遺伝的な多様性が足りないこと、現在の生息地の喪失による絶滅負債、人間の行動や環境の変化による少子化、より局所的な、小さな集団が直面する、ほかの集団から孤立する問題などが組み合わさり、人類は絶滅する!
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地球に38億年前に生命が誕生して以来、数多くの名前も知らぬ生物が生まれ繁殖し、環境の変化に適応出来ずに絶滅して行った。我々人類もその中の一種類にしか過ぎないと言うことを痛いほどガツーンと思い知らせてくれる。SDGsの議論など空しく思えてくる。我々はもっと謙虚であるべきなのだ。
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かつて存在したらしい生きものの名前が字だけで次から次へと登場する。 エルギネルペトン、ヴェンタステガ、チュレルペトン、パルマステガ、イクチオテスガ…… ググってみてもヒットしないものも多く、どんな姿の生き物なのか調べることは早々にあきらめた。 意味不明なカタカナ文字をきちんと読...
かつて存在したらしい生きものの名前が字だけで次から次へと登場する。 エルギネルペトン、ヴェンタステガ、チュレルペトン、パルマステガ、イクチオテスガ…… ググってみてもヒットしないものも多く、どんな姿の生き物なのか調べることは早々にあきらめた。 意味不明なカタカナ文字をきちんと読んでいる自分が馬鹿らしくなり精神的にイライラしてきた。 絶賛する人が多いので頑張って読んでいたが、4章まで読んで"この本ダメかも"と感じ始めた。 学生じゃないしテストがあるわけでもない。無理して読むのは時間の無駄だ…… 現在の地球上にも多種多彩の生物が存在するので、いちいちどんな奴か気にせず大枠だけ捉えるようにした。 7章の途中から、花が咲く植物やさえずる鳥たち、ワニや哺乳類が登場してきてストレスなく読めるようになった。 生命は困難な環境にうまく対処しながら命をつないできたが、大部分の種が絶滅し新しい種に置き換わっている。 ・海・水中生物の進化 ・陸上への対応、恐竜、鳥、哺乳類 ・猿から人 ・未来…人から??? 11章でヒト族がホモ・サピエンスだけになったところで地球生物全史は現在に到達する。 ここまでなら、ナショナルジオグラフィックやニュートンなどヴィジュアルが充実している図書の方がいい。 12章とエピローグの未来の歴史を考察する部分が本書の読みどころだと思う。 現在までの生命の歴史(&地球の歴史)の知識を前提にしているので説得力が増す。 不確定要素が多すぎて未来の予想図を描くのは困難だが、地球上の生命の歴史から察するに人類の存在期間は短いのだろう。 あと数千年で絶滅しても不思議ではない。 人類がいなければ絶滅していなかった生物は多いと言う。 人類は地球環境を短期間で急速に破壊しているとも言う。 だが、地球に対してはそれほど人類は凄い存在でもない。 地球の地殻変動をも止められないし、地震や火山活動や台風の制御もできない。 ヒトの力など自然界の力に比べたらちっぽけなものにすぎない。 ヒトは千年後なんて考えないし、自分が生きている間さえ良ければいいくらいにしか思っていない。 ヒトが自ら住みにくい地球環境を作り絶滅の時期を早めても、ヒト以外の生物がその環境に適応し進化するだけだ。 そして、かつて非常に短い期間だがヒトという生物が地球にいたことを知るのかもしれない。
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まずタイトルと表紙がとても素敵だと思いませんか。注釈のページが薄灰色なのも良いですね。読む時はしおりを2つ用意しましょう。頻繁に本編と注釈を行き来する事になります。画像検索しながらちびちび読みましょう。楽しいです!
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サピエンス全史以上の読書体験。タイムマシンで地球誕生から滅亡までの生物の趨勢を眺めた気分。とても壮大なのに全く飽きない。『かつてこの星には人類という生き物がいた…』そんな火の鳥の呟きが聞こえてきそう。
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