悪役令嬢は、婚約破棄してきた王子の娘に転生する の商品レビュー
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昨今流行りのだらだら長いタイトルで魅力半減な気もするんだが、今どきはそれがいいのか……? 言うほど溺愛描写があるわけではなく、割とまともに話は進む。そして、ちゃんと着地はしている。タイトルさえなければなぁ。
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『悪役令嬢は、婚約破棄してきた王子の娘に転生する~氷の貴公子と契約婚約して「ざまぁ」する筈なのに、なぜか溺愛されています!?』 原題『断罪された悪役令嬢は、元凶の二人の娘として生まれ変わったので、両親の罪を暴く』 関係者の皆さまには悪いけど、本のタイトルで損していると思われる骨太な良作。 書籍タイトルは「ざまぁ」や「溺愛」など流行りのキーワードを盛り過ぎて、この作品の良さが隠れてしまっているような…… (とは言え、自分もタイトルに引っ掛かりを覚えて原作を読了したので、ある意味狙いは外していないのかも) 主人公は婚約者の王太子に真実の愛のために婚約破棄され冤罪で幽閉され何者かに命を奪われた、という前世の記憶を思い出した王女。 その王太子の真実の愛の結晶であるにも関わらず冷遇されつつもその立場を活かし、死後も貶められる前世の自分の雪辱を晴らし、両親の罪を暴き償わせる決意をする。 前世の記憶はあるが、真相には辿り着いていないので、暗中模索な状態で慎重かつ大胆に真実を解き明かそうとする展開がドキドキわくわくして楽しかった。
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