ケルトの解剖図鑑 の商品レビュー
第92回アワヒニビブリオバトル「ハロウィン」で紹介された本です。オンライン開催。チャンプ本。 2022.10.30
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ケルトについて、歴史から衣服、音楽、慣習、観光地まで幅広く紹介している。 ローマ帝国のブリテン島への進出やヴァイキングの歴史と読み合わせると面白そう。 読みやすく、カバーしている分野が幅広いので、ケルトの全体像を知る上で有意義。 マーリンとアーサー王に関する記述があったためそこ...
ケルトについて、歴史から衣服、音楽、慣習、観光地まで幅広く紹介している。 ローマ帝国のブリテン島への進出やヴァイキングの歴史と読み合わせると面白そう。 読みやすく、カバーしている分野が幅広いので、ケルトの全体像を知る上で有意義。 マーリンとアーサー王に関する記述があったためそこを見てみたく手に取った。 その辺の記述も、他の既存文献の要約みたいなもの。 広く浅い内容なので、知っている内容と知らない内容の切り分けや、知っている内容の再確認となった。
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ケルト人の起源、広がり、文化、伝説など、ケルト人全般について解説。だいたい見開き1ページで必ず図があり、とてもわかりやすい文章になっている。写真がないのに臨場感があるのは図がとてもいいから? 太字で見出し文もあるので、ポイントがわかる。 またケルト文化は中央ヨーロッパから四方に...
ケルト人の起源、広がり、文化、伝説など、ケルト人全般について解説。だいたい見開き1ページで必ず図があり、とてもわかりやすい文章になっている。写真がないのに臨場感があるのは図がとてもいいから? 太字で見出し文もあるので、ポイントがわかる。 またケルト文化は中央ヨーロッパから四方に広がった、という従来の考えと、1990年代の言語を基にした研究で、フランス中部から東欧、トルコへのルートもあるなど、最新の研究成果も紹介されている。 特に知りたかった、ケルトの起源と地域が視覚的に分かり、また「アーサー王伝説」「トリスタンとイゾルデ」「マリーン伝説」など西洋の映画によく出てくるものが簡潔に説明されているのがよかった。 著者はケルトについていろいろと研究し本も多数執筆している研究者。よく分かった人がかみくだいて初心者に説明してくれた、という姿勢。 2022.8.31初版第1刷 図書館
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ダ・ヴィンチ202211掲載 評者:朝宮運河(怪奇幻想ライター,書評家) 東洋経済20221119掲載 評者:渡辺啓貴(帝京大学法学部教授,東京外国語大学名誉教授,ヨーロッパ国際関係論wiki) 読売新聞20221120掲載
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ケルトのことを知らなくとも手軽に読めます。若干気楽過ぎて、辻褄合ってる?と思わない箇所もないことはないですが。。。 アーサー王伝説とか、巨石とかも楽しく想像を掻き立たせてくれます。が、何よりキリスト教と英語の圧倒的制圧力。何か現在の世界の動きと同期しているように思えてきて、考えさ...
ケルトのことを知らなくとも手軽に読めます。若干気楽過ぎて、辻褄合ってる?と思わない箇所もないことはないですが。。。 アーサー王伝説とか、巨石とかも楽しく想像を掻き立たせてくれます。が、何よりキリスト教と英語の圧倒的制圧力。何か現在の世界の動きと同期しているように思えてきて、考えさせてくれます。
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ケルトについて興味はあるが何から読めば良いか分からない人におすすめかもしれない。 挿絵多めで読み進めやすい。ケルトに関する多岐にわたるジャンルに触れているため、読んで琴線に触れるジャンルがあれば別途各人で調べてみると理解が深まるかもしれない。 最新のケルト研究で分かった事(ケルト...
ケルトについて興味はあるが何から読めば良いか分からない人におすすめかもしれない。 挿絵多めで読み進めやすい。ケルトに関する多岐にわたるジャンルに触れているため、読んで琴線に触れるジャンルがあれば別途各人で調べてみると理解が深まるかもしれない。 最新のケルト研究で分かった事(ケルトの起源が中央ヨーロッパではなく大西洋沿岸からではないか)にも触れており興味深い。
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