麦畑のみはりばん の商品レビュー
心優しいかかし。 カラスへの優しい声かけに心が温まります。 かかしの心情と季節の描写が重なって 絵を見ているだけで癒される絵本。
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「オズの魔法使い」に出てきたような、可愛いかかしが主人公です。麦畑を守るのが仕事だから、友だちも作れなかったのですね。烏のひなを育てたことで、寂しくなくなりました。
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〝案山子は、こがね色をした麦畑のなかで、たった一人で畑の見張り番をしています。狐や鹿、鼠も鴉もお断り。それだけが案山子の仕事でした。季節がすすんだある日のこと、可哀そうに、鴉の雛が木の上から落ちてきました。案山子は思わず背中をぽきりと折って、ゆっくり屈みこんで、その雛を救いあげた...
〝案山子は、こがね色をした麦畑のなかで、たった一人で畑の見張り番をしています。狐や鹿、鼠も鴉もお断り。それだけが案山子の仕事でした。季節がすすんだある日のこと、可哀そうに、鴉の雛が木の上から落ちてきました。案山子は思わず背中をぽきりと折って、ゆっくり屈みこんで、その雛を救いあげたのでした・・・〟アメリカの絵本作家ベス・フェリ-作、テリ-&ファン兄弟のほのぼのとしたイラストによる、癒しの絵本です。
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- ネタバレ
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かかしとカラスの心温まる物語。ベス・フェリー・文、テリー・ファン&エリック・ファン・絵、よしいかずみ・訳「麦畑のみはりばん」、2022.9発行。
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農家の天敵カラスから作物を守る役目のかかしが,落ちてきたカラスのひなを大切に育てているのが面白い。カラスが巣立ち独りぼっちになると冬の寒さが身にしみるが,その後ほっこり。
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かかしのいじらしさ、カラスがかかしに寄せる全幅の信頼、麦畑と四季の美しさと厳しさ。カバーの紙の触り心地がとても気持ち良くて、カバー袖に描かれたカラスを何度も撫でてしまいました。
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