湖上の空 の商品レビュー
先日滋賀にプライベートで初上陸した。今村氏の居住地であるということと歴史的に興味深い街ということで大津を中心に回ったが実に心地よい街だった。その旅の中で本作を購入(実際に買ったのは京都だが…)。 エッセイはあまり読んでこなかったが、至る所に滋賀の香りがして旅の後の作品としてはピ...
先日滋賀にプライベートで初上陸した。今村氏の居住地であるということと歴史的に興味深い街ということで大津を中心に回ったが実に心地よい街だった。その旅の中で本作を購入(実際に買ったのは京都だが…)。 エッセイはあまり読んでこなかったが、至る所に滋賀の香りがして旅の後の作品としてはピッタリだった。脚色もあるのだろうが過去も現在も物語のような人生を歩んでいるなと感じた。なるべくして作家になったという感じ。今村氏が作家を始めた歳が今の私くらいの年齢だが、これを読んで私でも出来るとは残念ながらならなかった。 ここ2年間で一番読んでいる作家であり、まだまだ未読も多い。今後も面白い作品を書くだろうというのは疑わないし、非常に楽しみ。
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大好きな時代小説家今村翔吾さんのエッセイ集であり、ブクログ本棚エッセイ初登録作品となりました 長い間読書習慣から離れていた後に、再び読書をするようになった時に小説以外は読まないって決めてたんですよね なぜかというと、あまりに読書が楽しくて、なんでこんなに長いこと離れていたんだろ...
大好きな時代小説家今村翔吾さんのエッセイ集であり、ブクログ本棚エッセイ初登録作品となりました 長い間読書習慣から離れていた後に、再び読書をするようになった時に小説以外は読まないって決めてたんですよね なぜかというと、あまりに読書が楽しくて、なんでこんなに長いこと離れていたんだろう いやーもったいないことしたなぁって思い 「よし、取り返してやる!」なんておもっちゃったんですよね で「読み物」の中で一番好きなのは小説なので、その他を除外することで、限られた時間の中で一冊でも多く読んでやる!なんて思ったのです まぁなんて了見の狭いw で、なぜそのマイルールを破ったかというと ブク友みんみんに『罪と罰を読まない』を激推しされたのと そもそも良く考えたら小説以外もめちゃくちゃ読んでたわ!と気付いたからなんです それはみなさんのレビューです いやぁ世の中には色んな考えの人、面白い人が多いなぁとか 自分と似た感想の人に勝手に親近感もったり ぜんぜん違う人になるほどそんな視点もあるなって気付かされたり そんな数々の出会いの中で、視野を狭めずにこれからも色んな「本」を読んでいこうと決意した今日の日でした
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今村翔吾さんがどうして小説家になったとかどのような本が好きかなど,いろんなところで書いたものを集めた一冊.かなり重複した内容のものがある.
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今村将吾先生の小説家になるまでの過程が書かれていました。 幼い時から本が好きで、むさぼるように読みあさっていたそうです。 その背景があるからこそ、直木賞を取るよう作品が書けたのでしょうね。 自分も本が好きで大学生の頃から現在にいたるまで絶えず読んでいますが、賞を取るほどにはならな...
今村将吾先生の小説家になるまでの過程が書かれていました。 幼い時から本が好きで、むさぼるように読みあさっていたそうです。 その背景があるからこそ、直木賞を取るよう作品が書けたのでしょうね。 自分も本が好きで大学生の頃から現在にいたるまで絶えず読んでいますが、賞を取るほどにはならなくても良いので何か小説を書いてみたくなりました。 この本は、そう思わせてくれる本でした。
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滋賀県が気に入り、京都から住まいを移した直木賞作家の著者が、地元紙への連載と、様々な雑誌や新聞に寄稿した短文を収録したエッセイ集。 著者の、滋賀県愛がたっぷりと綴られている。
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今村翔吾氏の初エッセイ集。 小説家は豊富な知識と経験が物を言うと思う。小説の中に豆知識、風習や事の起源など、色んな事がさらっと書かれてたりする。 著者が、ダンススクールの講師、埋蔵文化財調査員、作家という変わった経歴を持つ事は知っていたけど、家庭の事情、家族との関係など初めて知る...
今村翔吾氏の初エッセイ集。 小説家は豊富な知識と経験が物を言うと思う。小説の中に豆知識、風習や事の起源など、色んな事がさらっと書かれてたりする。 著者が、ダンススクールの講師、埋蔵文化財調査員、作家という変わった経歴を持つ事は知っていたけど、家庭の事情、家族との関係など初めて知ることも多々あった。そんないろんな経験があったから、どの作品の登場人物もとても魅力的で、読んでいるといつしか今村ワールドに惹き込まれるのだろう。 私がこの歳になって歴史小説に興味を持つきっかけになったのは『じんかん』。これからも著者の作品を追っかけていきたいと思う。
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最初の数ページから滋賀県愛が伝わってくる。夕方の情報番組で全国行脚していることを知る。小説家になるまで、直木賞をとるまでの経歴が凄い。歴史が大好きなんだろうな。次は歴史愛を語ってほしい。
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冒頭、滋賀県のみなさんはじめまして…の一文で滋賀県育ちの私は速攻でレジに並んだ。 小説はまだ読んだ事はないけれど、近いうちに手に取るだろう予感はしている。 そして北方謙三先生カッコいいです。
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今村翔吾、若造作家ではあるが、「30歳でも夢を実現できる」を実践し「70歳でも夢を実現できる」と一瞬錯覚をさせてくれる作家でもある。
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