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だれが歴史を書いてるの? の商品レビュー

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2023/11/22
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※このレビューにはネタバレを含みます

小・中学生向けに「歴史的な考え方」について書かれた1冊。歴史はどこからはじまるのか、何を見つけたら発見なのか、どんな出来事も歴史になるのかといった、歴史をめぐる15の疑問に答えていく。こういう類の本は、大学生以上を対象にしていることがほとんどで、なかなか易しく語られた本はないとのこと。類書がないんだなあ。 特に「歴史はどこからはじまるのか」が面白かった。 「人類の歴史は、だれかの人生、つまり、ひとりひとりの物語でできているんだ。」 「物語を掘りさげようと思ったら、方法はひとつしかない。時間をさかのぼるんだ。つまり、歴史のスタート地点は過去じゃない。今日のトクテン選手のゴールがスタートだ。」 古い時代から順に学習している子どもたちは、この最初の章で本書に引き寄せられると思う。 ときおり出てくるコラムも面白い。 ・「『力』のイメージを変えた人たち」(ローザ、マンデラ、ガンディー、ジェブなど) ・「東ドイツからの脱出」(いろいろな方法で人々が脱出していることがわかる) ・歴史を動かす「革命」(農耕・牧畜、文字、活版印刷、地動説、産業革命、アメリカ独立革命) ・「戦争の前線から、ぼくらのうちへ」(ファスナー、粘着テープ、電子レンジ、ドローンなど) 昔の人の苦労や、自分の生活に過去がどうつながっているのかが感じられる。 歴史を研究する人たちのことや、「史料」とは何かということ、戦争の勉強をしなくちゃいけない理由、歴史を楽しむコツなんかも書かれている。歴史の楽しみ方や歴史を学ぶ意義をユーモラスに語っていて、学校の授業で歴史を学ぶことを少し面白くしてくれる1冊だと感じた。

Posted byブクログ

2023/04/30

歴史的な考え方について書かれた本。確かに珍しいかも。伝記や通史の本は沢山ありますが。興味深く読みました。

Posted byブクログ

2022/12/27

国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11536153

Posted byブクログ