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虹の音色が聞こえたら の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2024/02/28

沖縄も三線も詳しくないが、今は沖縄に旅行して三線を聞きたいというのが願いです。主人公たちの小学校から成人までの青春物語。楽しいことよりも辛いことの方が多かった子ども時代を力強く成長していく彼らの姿が、元気をくれます。出会いって大切なんだなあ。でも、大切な出会いって全力で生きてると...

沖縄も三線も詳しくないが、今は沖縄に旅行して三線を聞きたいというのが願いです。主人公たちの小学校から成人までの青春物語。楽しいことよりも辛いことの方が多かった子ども時代を力強く成長していく彼らの姿が、元気をくれます。出会いって大切なんだなあ。でも、大切な出会いって全力で生きてるときしか見つからないのかも。久しぶりに心震える作品に出会えた私は幸せです。

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2022/11/07

眠人はとても辛い境遇だったけど竜征や春帆やスミレ達との出会いで救われた。 辛い境遇で未来が見えない中、いい出会いによって成長して行く姿に心が温かくなった。

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2022/09/04

2022/09/03 関口さんの新刊出ると聞いてすごく楽しみにしてました。 やはり読んでみるととても心温まるお話で、昨今の時代背景も盛り込んだ小説になっています。 主人公の眠人(みんと)は、仕事をしなくなってアルコール漬けになった父のいる悲惨な家庭に居たくなくて、地域の公園にいる...

2022/09/03 関口さんの新刊出ると聞いてすごく楽しみにしてました。 やはり読んでみるととても心温まるお話で、昨今の時代背景も盛り込んだ小説になっています。 主人公の眠人(みんと)は、仕事をしなくなってアルコール漬けになった父のいる悲惨な家庭に居たくなくて、地域の公園にいることが多く、その場所で三線をひく高校生の春帆に三線を教えてもらう弟子入りをお願いすることから話が始まる。 春帆との出会い、竜征との出会い、さくら子との出会いなどを通して、眠人自身が高校、大学、社会人へとなるにつれて成長していく過程が三線と沖縄に対する思い入れと絡めて進んでいく。 竜征も家庭に複雑な状況を抱えていて、さくら子も自分が日ごろ課題としている部分をなかなか克服できないでいたが、春帆から習った三線を続けて3人で過ごしていくうちに、そうした部分がだんだんいい方向へと向かっていく様子が読んでてとても気持ちいいと思う。 ここに出てくる登場人物たちはそれぞれに自分ではどうすることもできない状況へと追い込まれるほどの課題を抱えているにもかかわらず、自分たちで気持ちを強く持って少しでも前向きに過ごしていこうとするそのポジティブというか、決して折れない考え方がすごいなと思った。 関口さんの作品はこうした読後感の気持ちよさがとてもいいのでまた新しい作品も楽しみにしています。

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2022/09/03

Amazonの紹介より 小5の眠人は、昼間から酒に溺れる父を避け、夜まで公園で過ごす毎日。唯一の理解者は、家庭に事情がありながら元気に過ごす同級生の竜征。ある日、公園の東屋に女子高生が来て、三線という沖縄の楽器を弾き始めた。眠人はその音色に魅了される。彼の人生に新しい風が吹いた瞬...

Amazonの紹介より 小5の眠人は、昼間から酒に溺れる父を避け、夜まで公園で過ごす毎日。唯一の理解者は、家庭に事情がありながら元気に過ごす同級生の竜征。ある日、公園の東屋に女子高生が来て、三線という沖縄の楽器を弾き始めた。眠人はその音色に魅了される。彼の人生に新しい風が吹いた瞬間だった。出会いと別れ、友情と恋、進路と自立。理不尽な現実に立ち向かうあなたの心にやさしく沁みる、青春小説。 長きにわたる少年少女の友情物語。 理不尽な状況ながらも生活している子供達が何事にもめげずに頑張っている姿が印象的でした。 なんで親はしっかりとした大人ではないのか?読んでいて何度も思ってしまいました。たしかに大人側としては、様々な事情があるかと思いますが、それにしても酷いなと思ってしまいました。 三線との出会いから始まった様々な交流。小学生から始まり、中学生、高校生そして社会人へと成長していく過程が見られます。 最初はお互い棘のある関係だったのが、次第に人との繋がりの大切さや温かさに出会っていく姿は、読んでいて心に沁み渡りました。仲間ってやっぱり大事なんだなと感じさせられました。 失敗してもめげずに頑張る。そして成功した時の喜び。側から見たら、大きな出来事ではないですが、当人にしか味わえない重要な影響が、物語をグッと引き締めてくれるので、自分が味わった似たような懐かしさと同時に親のような目線で読んでいました。 理不尽なことが次々と続いていきますが、それでも頑張る姿に応援したくもなりました。 序盤で登場する「師匠」の女子高生が、意外と早くに退場するので、「あれ?出番少なっ。」と思いましたが、最終章で再び登場します。 成長していく登場人物達。それぞれが色んな経験をした後の最後の展開は、心を掴まされました。 心理描写もそうですが、三線の魅力も良かったです。 沖縄で感じる三線の音色や島の魅力に自分も行ってみたくなりました。

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