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あの子とQ の商品レビュー

3.9

105件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    41

  3. 3つ

    31

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

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2022/09/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

続きそうな終わり方をしていたので2巻が出るのを待ってます!超久しぶりに万城目学先生の作品を買いました。

Posted byブクログ

2022/09/14

各章で雰囲気ががらりと違っていて、でも全体でバランスよく、そして軽いタッチで描かれていて読みやすかった。会話のテンポがすごく良くて、時々挟まれる "時代を感じさせるソレ" の絶妙な脱力感が心地よくて・・・いやでも万城目作品の面白さって、何がとかどこがとかじゃな...

各章で雰囲気ががらりと違っていて、でも全体でバランスよく、そして軽いタッチで描かれていて読みやすかった。会話のテンポがすごく良くて、時々挟まれる "時代を感じさせるソレ" の絶妙な脱力感が心地よくて・・・いやでも万城目作品の面白さって、何がとかどこがとかじゃないんだよなぁ。おもしろ楽しかった。

Posted byブクログ

2022/09/13

面白かったぁ! 吸血鬼ストーリー。 親友のヨッちゃんがバレー部の男子に告白するという。 QRコードがプリントされた紙を告白する相手に渡して、スマホで読み取ってもらう。開くとYouTubeの動画が。その動画で告白というパターンは、初めて聞いた。 新しい。その紙を無くしてしまい×だっ...

面白かったぁ! 吸血鬼ストーリー。 親友のヨッちゃんがバレー部の男子に告白するという。 QRコードがプリントされた紙を告白する相手に渡して、スマホで読み取ってもらう。開くとYouTubeの動画が。その動画で告白というパターンは、初めて聞いた。 新しい。その紙を無くしてしまい×だったけれど。面白い案だと思った。 今時の吸血鬼事情というか、納得できる。 不死。エターナル。 376年生きている吸血鬼先輩が、病院にいた。 設定が面白い。ワクワクした。 ヨッちゃんが最高に良い親友。ラストも光が差し、本当に良かった!

Posted byブクログ

2022/09/13

主人公・弓子、人生最大のイベントが行われる17歳の誕生日を目前に控えたJK吸血鬼。そのイベントとは「脱・吸血鬼化」。 ストーリーは全く別だけど、ノリは前作「ヒトコブラクダ層ぜっと」と同じです。訳の分からないタイトルも(Qの意味を知ると脱力します)。 ファンタジーですから原因と結果...

主人公・弓子、人生最大のイベントが行われる17歳の誕生日を目前に控えたJK吸血鬼。そのイベントとは「脱・吸血鬼化」。 ストーリーは全く別だけど、ノリは前作「ヒトコブラクダ層ぜっと」と同じです。訳の分からないタイトルも(Qの意味を知ると脱力します)。 ファンタジーですから原因と結果というか因果関係というか、辻褄の合わない事は多々あって、でも「ほう、そう来ましたか」とニヤッと笑って受け入れられます。何が醸し出すのか判らないのですが、同じような「無理やり」でもどこか上質感が有って許せてしまいます。それとも私が万城目学というネームバリューに誑かされているのか? なかなか見事なずっこけキャラの親友・ヨッちゃんを初め、登場人物の造形が楽しく、笑えて、ちょっとしんみりさせて、ゲームばりのバトルも有って。主人公の真っ直ぐな想いで、心地良い読後感です。 終わり方からすると続編がありそうですね。楽しみです。

Posted byブクログ

2022/09/10

万城目ワールドにどっぷり浸かって今回は軽く遊んで楽しもうと思って読んだが、思った以上に万城目ワールドがいい加減で(褒めてます)私としてはもう少し骨があるものを期待してたので(笑)星3つに。 無理があるだろ、という設定をグイグイ進んでいくのは万城目学だから、だけど、今回はかなり強...

万城目ワールドにどっぷり浸かって今回は軽く遊んで楽しもうと思って読んだが、思った以上に万城目ワールドがいい加減で(褒めてます)私としてはもう少し骨があるものを期待してたので(笑)星3つに。 無理があるだろ、という設定をグイグイ進んでいくのは万城目学だから、だけど、今回はかなり強引。(貶しているわけではない。褒めてもいないけど) しかも続編ありきの終わり方、舐めてるなあ。(褒めてます)佐久って誰なんだ? てことを書いてても、いい感じに脱力できました。 強引な設定にザブンと自ら浸かって楽しんだという読後感。 さすが万城目。

Posted byブクログ

2022/09/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初読み万城目学先生。 売り場でめちゃくちゃ目を引いていた事からなんとなく買い。 読み慣れていないからだろうか、割と戸惑いを隠せなかった作品。 5章構成+エピローグで成り立っているのだが、第2章のバス事故以前と以降で空気が全く別物。何なら第4章の館突入以降も違う作品を読んでいるかの様。 序盤はどことなく少女漫画っぽい軽いノリや絶え間なく挟まる笑いと、吸血鬼青春グラフィティーというバランスがいい感じに保たれていたと思うのだが、読み進むにつれて’吸血鬼として善く生きるとは’という面が余りにも強まり過ぎ、結果としてなんだかすっかり煙に巻かれたような印象が残ってしまった。この掴み所の無さ・飄々とした所も作風魅力なんだろうとは思うのだが、装丁のポップな感じや導入部のノリから抱いた心積りと物語の方向性とがかけ離れてしまった点が、私にはちょっとしっくり来なかった。’吸血鬼とも上手く折り合える多様性社会を’的なメッセージを感じなくもなかったが、物語の重心としてはそこには無いと思われた。 もっとこう、’濃度’を一定にしてくれるか、突き抜けて全く別次元までトリップするくらいの勢いが欲しかった。 「ふたたびの大冒険」(p380)……え? 1刷 2022.9.9

Posted byブクログ

2022/09/06

前半はスゲ面白かったけど、後半は、ああそうなるよねって感じで、まだ何も始まらないで終わったような読後感。

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2022/09/06

めちゃめちゃ面白かった。やっぱり万城目本面白い、ていうか、スキ。そして、吸血鬼ものも大好物、なのでハズレるはずがない、という最初から危険な期待値で読み始めたが、斜め上いく面白さだった(主観)。ただし、吸血鬼ものの中では、かなりの異色。吸血鬼というよりは、人種のダイバーシティ的な深...

めちゃめちゃ面白かった。やっぱり万城目本面白い、ていうか、スキ。そして、吸血鬼ものも大好物、なのでハズレるはずがない、という最初から危険な期待値で読み始めたが、斜め上いく面白さだった(主観)。ただし、吸血鬼ものの中では、かなりの異色。吸血鬼というよりは、人種のダイバーシティ的な深さを感じる。そして、Qが、Q様がツボ。ラスト号泣(ちなみに私の号泣ツボは、変と言われることが多いので参考にならないらしい。ジュマンジで号泣するタイプ)。 帯には「恋あり!青春あり!大冒険あり!」と書かれているが、そんなチープな煽りがすっとんきょうで、ふつうの少女漫画的アオハルストーリーをエクスペクトしたらあきませんよ、万城目本ですよ、と、、裏メニュー的なものを悶々と想像させてくれた。果たして、”なかよし”や”マーガレット”ではなく、どっちかというと花ゆめ系ではある、だーれがころしたクックXービン。ともかく、 これから読む人のために、面白さを削るような言及は絶対したくないので、となると書けることもあまりない。 ヒトコブラクダとどっちが好きかといわれると、悩む。 続きがめちゃめちゃ読みたい。

Posted byブクログ

2022/09/01

万城目さんっぽくないような、万城目さんっぽいような。 かるーく読めてしまって、面白かったんだけど期待値が高かったのでこんなもんかという感想しか出てこなかった。 最初の方は何かがもっと破茶滅茶に起こりそうで面白かったんだけどなー

Posted byブクログ

2022/08/30

中学生くらいの時にワクワクしながら読んだSF小説と近い香りがした本。 文体も読みやすく、あっという間に読み切ることが出来た。

Posted byブクログ