終わらない週末 の商品レビュー
Netflix観て、⭐︎2→3へ 本だと抽象的で、 日本語訳もなんかしっくりこなくて… 私には想像がつかなかったから、 Netflixを観たら案外面白かった
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鳴響く謎のノイズ,サイバーテロ,電波障害の終末世界。貸別荘に家主が訪れ不穏な気配。暴走無人車や息子の体調の異変,得体の知れぬ恐怖が続く。明確なオチ無く幕切。異常事態に,娘の呑気さが皮肉で面白い。
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スッキリはしないけれど、現実的な恐怖が少しずつ重なって、下手なホラーより遥かに怖い話だった。昔住んでいたロングアイランドが舞台。後書きにあるようにそこに流れる差別感などがリアル。
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“オバマ大統領も大絶賛!” “Netflixでジュリアロバーツ主演で実写化!” と謳われていたのでかなり期待して読んだけど、 文章の書き方がとにかく合わなくてまったく集中できず途中で断念、、、 そのまま図書館へ返却してしまいました… 前回読んだ海外作品がとても読み易くて面白か...
“オバマ大統領も大絶賛!” “Netflixでジュリアロバーツ主演で実写化!” と謳われていたのでかなり期待して読んだけど、 文章の書き方がとにかく合わなくてまったく集中できず途中で断念、、、 そのまま図書館へ返却してしまいました… 前回読んだ海外作品がとても読み易くて面白かったので、より馴染めなさが際立ってしまった。 ただ、これを読んで良かったことは、海外作品は作者より翻訳している人との相性で読めるか読めないかが分かれるのかも、という事に気付けたのでその点は良かったかもしれない。 ほんと、なんていうか、すごくまわりくどい文章の書き方というか、、英語をそのまま日本語に変換したのか?という感じで、登場人物たちの心の声の描き方がいちいちくどい。 んー、でもこれがもっと読み進めていったら良い味を出したのかもしれないし、悪い事ではないのだろうけどとーっても読みづらかったです。笑 ちょっと続きは気になるけど…もう読むことはないかなぁ。。 残念。
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長い短編、という紹介を見かけたが、まさにその通り。 はっきりとは書かれない事態、ひょっとして、もしかしてと不安になりながら読み進め、ぷつんと来る結末(というか作品の終わり)。 本を閉じた後も頭に残り、つい登場した家族たちと世界の事を考えてしまう。とても不思議な作品でした。 余談で...
長い短編、という紹介を見かけたが、まさにその通り。 はっきりとは書かれない事態、ひょっとして、もしかしてと不安になりながら読み進め、ぷつんと来る結末(というか作品の終わり)。 本を閉じた後も頭に残り、つい登場した家族たちと世界の事を考えてしまう。とても不思議な作品でした。 余談ですが…自宅上空が飛行ルートなので、通過音がするとドキリとします。じわじわと日々に侵食する物語。
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物語の展開とページ数を交互に気にしながら、『もしかしてこの手の話はこんな感じで終わる?』と思っていた予想が見事的中。だから、結末に不満はなかった。登場人物それぞれの思考が実際そうであるように時には秩序だって、また時には無秩序に展開される描写にリアリティを感じたし、その思考の中に透...
物語の展開とページ数を交互に気にしながら、『もしかしてこの手の話はこんな感じで終わる?』と思っていた予想が見事的中。だから、結末に不満はなかった。登場人物それぞれの思考が実際そうであるように時には秩序だって、また時には無秩序に展開される描写にリアリティを感じたし、その思考の中に透けて見えるエゴや選民意識(あとがきにもあった)、はたまた自分をどこか客観視して諦めているところは、恥ずかしながら共感できる部分も多かった。 登場人物の置かれた状況で見えるものしか見せてもらえない、そんなもどかしさを想像力で補いながら、場の臨場感を楽しむ、という読み方でいいのかも、と思う。
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ブラック・ファンタジー? ピンク・ホラー? といった言葉が頭に浮かぶ。何やら説明のつかない展開に、映画「カメラを止めるな」と似た雰囲気か、と落ち着いた。 13歳の娘と16歳の息子のいる夫婦。ネットで予約した貸別荘で休暇を過ごしていると、ノックの音が・・ なんとこの家の持ち主の老夫婦でニューヨークが大停電なので泊めてくれという。えっ、とまず第1の不可思議な出来事。さらに夜何かの音が・・ 娘は窓の外にたくさんの鹿の群れを見、息子の歯が抜け・・ 文章がとても読みずらい。訳文が悪いというのではなく、描写が時と場所があちこち飛び、比喩も英語的。扉にオバマ元大統領が絶賛し映像化もされる予定とあったので我慢して読み終えた。が、終わってみると、白人一家は中流、訪ねてきた家主の老黒人夫婦はそれより金持ちらしい、とかアメリカ社会の様相をさりげなく描写していたり(きっとアメリカ人だったらより内容が理解できるのだろう)といった部分もある。展開していた不思議な出来事を頭の中で思い出すと、うん、けっこうおもしろいかも、という気がしてきた。映像向きかもしれない。でも不思議な出来事の理由は示されないので、だから何なんだ、という面持ちも。 2020発表 2022.8.25初版 図書館
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一気読みだった。 終始漂う不穏な空気。 白黒はっきりしない終わり方に、 評価が分かれるのもわかる気がする。 オバマ推薦図書ということで手に取ったけど、 地味に本人が出てるのに笑った。 あの登場の仕方だけど、気にせず選書リストに入れるところはさすがにシャレが効いてるな。
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表紙に惹かれて読み始めましたが、最後まで何がおきたのかはっきり分からない、不気味な雰囲気のまま終わり。 こういう長編は苦手なのですが、都会人の人種意識が描かれていたり、一人の視点ではなく登場人物其々の視点が代わる代わる描かれているので、飽きずに読めた気がします。 いつこのような状況になってもおかしくないと思うと…
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これは、究極の人間シミュレーション。 「何故そうなるか」は語られず、「その時どうするか」をわざと極所的に、それがそもそもの目的であるかのように描写され続ける。 読者はいつものミステリーのように、俯瞰して理解できると思っていると、次第に苛立ち、遂には投げ捨ててしまうかもしれない。...
これは、究極の人間シミュレーション。 「何故そうなるか」は語られず、「その時どうするか」をわざと極所的に、それがそもそもの目的であるかのように描写され続ける。 読者はいつものミステリーのように、俯瞰して理解できると思っていると、次第に苛立ち、遂には投げ捨ててしまうかもしれない。 でも、現実的に人は物事を俯瞰して見ることはできない(全てを知っているかに誤解するのは、与えられる情報が万能であると信じ込んでいるから)。 ドラマであれば、これは「プロローグ」であり、この後ローズ?の冒険物語が繰り広げられるかもしれない……。 でも、これで完結するのも、また面白い。
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