事業部長になるための経営の基礎 の商品レビュー
『#事業部長になるための経営の基礎』 ほぼ日書評 Day632 タイトル〜前書きあたりは、かなり期待して読み始めたのだが、羊頭狗肉であった。 ひとことで言えば、この手のMBA的な経営戦略の教科書に載っている事例を、再構成した内容。 例えば、ブルーオーシャン戦略を取るために...
『#事業部長になるための経営の基礎』 ほぼ日書評 Day632 タイトル〜前書きあたりは、かなり期待して読み始めたのだが、羊頭狗肉であった。 ひとことで言えば、この手のMBA的な経営戦略の教科書に載っている事例を、再構成した内容。 例えば、ブルーオーシャン戦略を取るために「やらないこと」を決める(QBハウスやサウスウェスト航空を例に取る)。 サッポロビールが(オーストラリアワインである)イエローテイルを宣伝する際の訴求ポイントが、「ワインを飲むことが健康に良いこと」を訴求することを軸に置く…いつの話だ? 「俺の…」や「いきなり…」も、ピーク過ぎてるし。 細かくは引用しないが、東日本大地震やスペースシャトル事故からの学びについても、Day629の方が核心をつく記述をしている。 とはいえ、その手の事例は豊富に記載されているので、これまであまりそうしたケーススタディに馴染みがないという方には得るものがあるかもしれない。評者自身「真冬の札幌で、ガリガリ君を街頭キャンペーン(お試し商品を配る)した」というケースは、不勉強にして初耳だった(但し2006年のケーススタディ)。 https://amzn.to/3YupxTQ
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