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スカートのアンソロジー の商品レビュー

3.3

5件のお客様レビュー

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2024/01/21

★3.5 大好きな北大路公子さんの作品が入っているので手に取りました いつもは笑えるエッセイなのに、全然違う雰囲気の短編で、びっくり!! 他にもチカンをやっつけるスカートの話とか、空想のカーチという部族の話とか、不思議なお話が多かったです 朝倉かすみさんのお話は安定感がある...

★3.5 大好きな北大路公子さんの作品が入っているので手に取りました いつもは笑えるエッセイなのに、全然違う雰囲気の短編で、びっくり!! 他にもチカンをやっつけるスカートの話とか、空想のカーチという部族の話とか、不思議なお話が多かったです 朝倉かすみさんのお話は安定感があるな!と思いました

Posted byブクログ

2023/04/30
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※このレビューにはネタバレを含みます

「そういうことなら」の、どうでもいいんじゃなくて"どう"でもいいっていうのがすごくよく分かる...と思った 友達のいろんなことに対して、どうでもいいけどどうでもよくないんだよな〜と思ってたんだけど、その子のいろんな事情がどうであってもその子であることに変わりはないから"どう"でもいいっていうのが腑に落ちた 結局スカートを履いている理由が明かされずに終わったのも、彼のスカートを履く理由が"どう"であっても彼であることに変わりはないっていうのがすごく見えて良かったな〜

Posted byブクログ

2023/05/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スカートの氾濫でひらひらしているけどふわふわはしていない。面白かったです。 特に、佐藤亜紀、藤野可織、津原泰水、中島京子のお話が良かった。 朝倉さんのコメントにもあったけど、佐藤さんと藤野さんのお話が同時掲載なのすごいな。無さそうでありそうな感じの偽史を読んでOh…となった後に、スカートたちの反乱。タイトスカートでも歯が出るのか?というとこが気になりました。どんなスカートでも歯が出てほしい。。 津原さんのはほんと、祈り。金子國義は少女画しか印象がないので少年画も探してみよう。物理な文春砲。井筒家両親が結婚してたのが謎、父はクレバーに思えるのにな。兼定くん面白すぎです。 中島さんの、昭和から平成にかけての女子高生制服クロニクルもすごく良かった。タメジ先生、クサマ女史の薫陶を受け跡目を継いだ生活指導でも頭ごなしに怒るのではなくて、校則違反な制服にしている理由を訊ねてみて、そうか…と制服を改良したり指導方法変えたり出来るのが良い教師だと思いました。スケバンな生徒に「制服は鎧」と言われたのを最後の方まで引きずってたのは面白かった。スカートに執着してた教師人生だな…と思ったけど、こういう執着なら良いかも?タメジ先生のお棺に制服のスカート入れて誰も異議を唱えない、そんな人生。恩師。

Posted byブクログ

2023/04/19

藤野可織さんの短編が特に衝撃的だった。 チカンをする男の手をスカートが食いちぎるっていう突拍子もないけどスカッとする話。ラストへの展開がすごく良くて、自衛やジェンダーについても考えさせられる。

Posted byブクログ

2022/10/02

アンソロジー9作 プリーツ、ボックス、フレア、ギャザー、タイト、マーメイド、、、いろいろあるけど、スカートね、とはいかない このページに反比例するそれぞれの作品の重厚感はとてつもなく、ふわふわしたイメージで臨むとタイトなスリットにやられる

Posted byブクログ