怪談男爵 籠手川晴行(2) の商品レビュー
大正時代の東京の名所と、「怪談男爵」の前に現れる怪異!というシリーズなのですが、キャラクターがみんな好きです。亡霊も妖刀も「本物」でおどろおどろしいけれど、別にどっちでもいいかなぁ、と。 続編をぜひ読みたいのですが、「本物」に出会えてないあの中将の続きもお願いしたいですね。
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1巻に比べると、良かった。 短編集だけど、話に奥行きがあったし、新女性キャラも個性的で淑やかだけど、男性陣より立ってるね。 今巻は、虎之助が前に出てくる感じで晴行と静栄は後手に回った感じだったなぁ。 それに、前巻に引き続きだけども、事件に遭遇しているだけであって謎解きしているわけ...
1巻に比べると、良かった。 短編集だけど、話に奥行きがあったし、新女性キャラも個性的で淑やかだけど、男性陣より立ってるね。 今巻は、虎之助が前に出てくる感じで晴行と静栄は後手に回った感じだったなぁ。 それに、前巻に引き続きだけども、事件に遭遇しているだけであって謎解きしているわけではないし、謳われるような活躍というよりは首を突っ込んでるようにしか見えないからなぁ。 もう一捻りあってもいいんじゃないの?って思ってしまうのが勿体ないところ。 "怪談"男爵であって、"探偵"ではないところがライト過ぎると感じてしまうのよ。 もうちょっと、何か下さい(笑)
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新聞記者のトラさん、ハルさんの姪である周子、良いメンバーが揃ってきた 甘味処で集まるのも怖さを和らげてくれてあったかい雰囲気になるのよい ハルさんの母がもうめちゃくちゃに強い!(色んな意味で)これは“怪談男爵”とバレては本当に大変そう…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
虎さんもすっかりトリオの一員としてレギュラーですね。 シズちゃん差し置いて表紙にも登場してるし。 今回も四話+番外編的短編と話数が多い中、それぞれできっちりオチをつけてくる読み応え抜群な話ばかりで楽しめました。 尊子さん強し! 特に真相を途中で察して、それは明かさなくてもと思いつつも怖いもの見たさで読み進めてしまった『黒いアトリエ』と、切り裂きジャックを彷彿とさせる殺人鬼の話『帝都の殺人鬼』が印象的だった。 幽霊による騒動も怖いが、何より人の狂気が怖い。 そんな話だったので。
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