思考ツール×物語論で国語の授業デザイン の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
理論編は、各種入門書のレベルである。 実践編は、思考ツールに合わせての実践のダイジェスト。 ただ、実際に実践する者にとっては、たぶん一番困るのは、この文章には、どの思考ツールを使うのが効果的なのかということ。 そこは、この手の入門書にありがちであるが、ほとんど触れられていない。 また、実践事例の思考ツールの使用方法も、これもありがちながら、効果を大げさに評価しすぎ。 おそらくは、教材数は、少なくて構わないので、一つの教材でいくつものツールで授業を行った記録を載せてくれる方が手引き書としては有益だろう。 とはいえ、具体的な方法の書であることには違いない。流行り物としてだけ消費されないことを願う。
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