呪街 の商品レビュー
異能処理班ミカヅチシリーズ第2弾。 事件を解決せず救わずただ処理する方針に疑問を持った怜が、異能処理班になじんでゆくエピソード2つ収録。 三婆ズや広目さんなど周囲のサポートがいい味を出している。怪異を退治してすっきりする話ではないが、モヤモヤ感が本当の怪異っぽさを出している気もす...
異能処理班ミカヅチシリーズ第2弾。 事件を解決せず救わずただ処理する方針に疑問を持った怜が、異能処理班になじんでゆくエピソード2つ収録。 三婆ズや広目さんなど周囲のサポートがいい味を出している。怪異を退治してすっきりする話ではないが、モヤモヤ感が本当の怪異っぽさを出している気もする。
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2023.06.15 Audibleにて な、な、な!! 感想書こうとして知った、シリーズ第2弾だった。。。この作品から聞いちゃった 個人的にオカルトな作品が好きなので、警視正のクビ取れた時が1番テンション上がった。 ただ、ファンタジー要素は全くなく、グロいタイプのオカルトか...
2023.06.15 Audibleにて な、な、な!! 感想書こうとして知った、シリーズ第2弾だった。。。この作品から聞いちゃった 個人的にオカルトな作品が好きなので、警視正のクビ取れた時が1番テンション上がった。 ただ、ファンタジー要素は全くなく、グロいタイプのオカルトかな。ホラーじゃなくて良かったけど、ホラーとオカルトの間ぐらいな感覚はある。 今作は、2話分。 主人公レイが、警察庁のミカヅチ班で働き始めたところ、届くはずのないお祓い依頼のメッセージが届いた。とりあえず、そのお祓い依頼の場所を訪れたレイだが──果たしてその正体は? と 芸能界の3人がホテルで下を抜かれて殺された!?その犯人は? 以下、ネタバレあり。 コミヤマさんの、四角い身体が、なかなか想像が難しくて、名探偵コナンのゲンタくんみたいな体かなー? 有り得無さそうで、有り得そうな、なんとも不思議な話なんだけど、2弾から聞いたからか、なんとも掴みにくい。 事件の解決というより、いかに事件を表に出さないかっていう仕事内容なので、腑に落ちない感じもあるし 2話目の犯人?も結局は、野放しってことだもんね?一人間ごときが出来ることなんてたかが知れてるんだろうけど、爽快感は全くなくモヤモヤが残ってしまう。 レイが感じるソレと同じなんだろうけど、レイみたいにそれを納得できることが出来ない。 なんだろな。主人公に感情移入が出来ない不思議な作品だった。 やっぱりホラーなんかな。これ。 ホラーって、こんな怖いやついるぜっていうのをただ見せてるだけだもんね。だから苦手なんだよなぁ。
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シリーズ第二弾。 今回も面白かったー。そして怖いー。 怜に助けを求めたのかと思いきや、怜も引き摺り込もうとしてただけなんて恐ろしい。 怜の優しさと、人に出来ることは案外少なく一線を引くことが大事という三婆ズの教えが良い。 2話目の殺された3人はもー本当に鬼畜だな。 殺されて当然というか、スッキリしたというか。 はからずも、怜がピンチになりそれをミカヅチ班がみんなでサポートっていい流れだなぁ。 極意さんが気になる。 そして扉の謎はどんどん深まるばかり。
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シリーズ2作目。 1作目の方が恐ろしかったが、ミカヅチ班のメンバーの動きは少しずつ分かり始めた感じ。
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シリーズ第2弾。 2話からなる中編集。 ゾワーっとする恐ろしさの表現力がすごいです。 警察の一組織だからといって事件の解決に奔走するでもなく縄張り争いや出世争いもなくとても楽しめます。 グロテスクな表現もおおげさに登場しないので苦手な人でも読み切れるのではないかなと思う一冊。 ...
シリーズ第2弾。 2話からなる中編集。 ゾワーっとする恐ろしさの表現力がすごいです。 警察の一組織だからといって事件の解決に奔走するでもなく縄張り争いや出世争いもなくとても楽しめます。 グロテスクな表現もおおげさに登場しないので苦手な人でも読み切れるのではないかなと思う一冊。 次作が楽しみ。
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1巻で登場人物一覧を付けてほしかったと思ったら今回はついていました。良かった良かった。 今回2つの話がありましたが、依頼人が怜を呼んだ理由と正体の見定め方、どちらも着地点が特に印象に残りました。 あとやっぱりこの方の話は読みやすいなと思いました。 続きも気になります。
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警視庁異能処理班ミカヅチ シリーズ第2弾。 怪異が起こした案件を、人が起こしたように偽装する。 それが警視庁異能処理班ミカヅチ班の仕事。 「江戸 麹町・地獄谷の吹きだまり」と 「新宿歌舞伎町 舌抜き事件」の2編を収録。 無差別殺人をする輩は、人を妬んだり恨んで呪って 自分を甘...
警視庁異能処理班ミカヅチ シリーズ第2弾。 怪異が起こした案件を、人が起こしたように偽装する。 それが警視庁異能処理班ミカヅチ班の仕事。 「江戸 麹町・地獄谷の吹きだまり」と 「新宿歌舞伎町 舌抜き事件」の2編を収録。 無差別殺人をする輩は、人を妬んだり恨んで呪って 自分を甘やかし、自分だけが不幸だとひねくれて、 誰彼かまわず不幸にしたいと考える。 そういう輩が最後に行きつく吹きだまりがあるんだなぁ 歴史の勉強をした気分です。 2話目では、久しぶりに儀式的なモノを見させてもらって ここでも礼儀のお勉強になりました(^◇^;)
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2022 1 9/4 読了 内藤了先生 シリーズ2作目 内藤了先生のよろず建物因縁帖シリーズが大好きで、その縁で先生の小説を拝読するようになったのですが、どうしてもよろず建物因縁帖と比べてしまうと、解決の仕方に物足りなさを感じてしまいます。 でも、よろず建物因縁帖を横に置い...
2022 1 9/4 読了 内藤了先生 シリーズ2作目 内藤了先生のよろず建物因縁帖シリーズが大好きで、その縁で先生の小説を拝読するようになったのですが、どうしてもよろず建物因縁帖と比べてしまうと、解決の仕方に物足りなさを感じてしまいます。 でも、よろず建物因縁帖を横に置いておくとやはり、面白いと思います。 主人公 怜の優しさや能力を通して事件を一緒になって追いながら読んでいくと、今回の2つの話も凄絶で、怖く、そしてふたつめの方はそれに切なさもあって、面白かったです。 ホラーミステリィファンは読んで損は無いと思います。 お勧めです。
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同著者が書く好きなシリーズが次々と終わってしまうなかで始まったこのシリーズ第2弾。 まだ今までのシリーズを超えるほどにはのめり込めませんが、霊視能力を持つがゆえに悲しい人生を送ってきた青年・怜のことをどんどん好きになっています。 異能処理班はもちろんのこと、怜の周囲の人々がみ...
同著者が書く好きなシリーズが次々と終わってしまうなかで始まったこのシリーズ第2弾。 まだ今までのシリーズを超えるほどにはのめり込めませんが、霊視能力を持つがゆえに悲しい人生を送ってきた青年・怜のことをどんどん好きになっています。 異能処理班はもちろんのこと、怜の周囲の人々がみんな個性にあふれて魅力的。自分が人を救えると思うことが実はどれだけ傲慢な考えなのかも思い知らされました。 しかしこれ、想像力に富んだ人なら恐ろしい絵面まで浮かんできて結構衝撃的でしょうね(笑)。ホラー苦手なくせしてイメージ湧かない私は平気。
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