ゴキブリハンドブック の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
文一総合出版のハンドブックシリーズからついに発売されると知り予約購入してしまった。 丸々一冊ゴキブリである。 国内に生息する70種を一部を除き生体白バックの写真で見較べる事ができる。 葉の緑に薄茶の身体がよく映えるモリチャバネゴキブリ。 その名の通り瑠璃色~朱の色彩が美しいルリゴキブリ。 三葉虫のようなフォルムで古代に想いを馳せさせるサツマゴキブリ。 ダンゴムシのように丸まるヒメマルゴキブリ。 小さくて色素が薄くて愛らしいホラアナゴキブリ。 お父さんの革靴みたい(!?)。重厚感半端ないオオゴキブリ。 ゴキも色々、推しのゴキブリが見つかるかもしれない。 とはいえ大きな特徴あるのは数種のみでこの虫は蝶や他の虫と比べるとバリエーションはあまり豊かとはいえずオスメスの性差も分かりづらい虫なのだなぁ。 どの種も大小の違いはあれど茶色く艶がありゴキブリ然としている。 一部ルリゴキブリなど変わった色のもいるっちゃいるが。 海外のはまた違うのかしら。グリーンバナナローチとか。 しかしながら、琥珀色に透き通った翅、すらりとした木の葉型のプロポーション、長く繊細な触覚など先入観を捨てて見ると美しい昆虫であるなぁとしみじみ思う。 家の中に出没する印象が強いが、実はほとんどの種が森に棲み掃除屋としてひっそり暮らす彼ら。 闇雲に嫌うよりは生態を知って程よい距離感で付き合っていきたい。
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ゴキブリがたくさん載ってます。図鑑のようです。 見つけ方、飼い方、基礎知識なども載ってます。 薄くてコンパクトで、画像やレイアウトもきれいで、ステキなハンドブックです。
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