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OFF AIR 特装版(3) の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2022/10/31

予約を忘れて、メイト特典を手に出来なかったのが惜しい。 映画を観るコトが出来なかったので、DVDが有り難い。

Posted byブクログ

2022/08/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

DVDって出ないのな、残念…と思っていたところで特装版ボックスで発売。 ちょうどふたりの出会いを潮の視点で辿る「星から降る金」が収録されているのでぴったり。 今回は時間軸があちこちに行き来するエピソードが多い分、二人のこれまでがますます愛おしくなるのと同時に計の大好きな場所だった潮のおうちがもうどこにもない寂しさがあらためて募ります。 なっちゃんが絡んでくることでますますわちゃわちゃの楽しさは高まるばかり。 カジノの同人誌も心底楽しそうに書いてらっしゃいましたが、複数カップル入り混じっての遠慮のない掛け合いの応酬が一穂先生はお好きなのだなぁ。 古びることを臆せずにガンガン時事ネタを取り入れるのも同じ時代を生きているんだな〜〜と思えて楽しい。 毎度のことではありますが、『そこを拾うんだ!?』と、こまかなエピソードやアイテムが回収されては後々のお話の中に出てくるのが本当に楽しい。 リアタイで読んだ同人誌、売り切れて買い逃したもの、ノートで読んだもの、網羅しきれなかった特典……未読のものも既読のものも、改めてまとめて読み返すと胸に迫るたくさんの感情に笑ったりキュンとしたりあたたかくなったり、ほんとうに愛おしくてたまらない。 本編では常に頼れる彼氏で強気でかっこいい潮がずっと本当の自分の孤独や痛みから目を逸らして逃げ続けていたこと、計の前だからこそ、少しずつ見せられなかったものがほどけていくところがたまらなく愛おしい。 若宮家のエピソードは本当に苦しくてもどかしいものばかりで、それでもそこに向き合って掘り下げてくれることに胸がいっぱいになります。 正統派な続編というよりは、隙間を埋めるように本編で描かれなかった時間と感情のピースがつぶさに拾い上げられていくストーリーがここにきて多数を占めるのは同人誌ならでは。この辺は林檎やどしゃぶりの同人誌とは大きな違いであり、楽しさでもあります。 書き下ろしは新キャラB作くんとの邂逅エピソード。 ふたりを取り巻く環境はどんどん動いていくけれど、このままふたりで生きる人生という名の物語はまだ続くんだ、と優しく結ばれるあたりにジーン。 ふたりが得た「おうち」も通過点で、また違う暮らしがあるのかもしれない、と前向きに捉えているのがなんともいい。 西条と誉パパのお話も、いつか書くとおっしゃっていた続きが書かれたらまたどこかでまとめて読めるのでしょうか。(この辺の関係性は新聞社の人たちを取り巻くそれと良く似てますね) メイト特典ブックレットは国江田記念館の構想エピソード。 若宮家……まさかの使い道。笑 柚子の木は残してもらえるのでしょうか。

Posted byブクログ