漫画で知る 戦争と日本 壮絶!特攻篇 の商品レビュー
この本の解説が『日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実 (中公新書)』と同じ吉田さんだったので、副読本のようになった。
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帯の「戦争は人間を悪魔にする。」という言葉に尽きる。天皇のため、お国のためと言い聞かせられ、自分の頭で考えて行動する機会ごと奪われる。こんなに愚かなことはないと歴史がはっきりと示していて、誰もがわかっているはずなのに、なぜ今も戦争が続いているのか…。なぜ止められないのか…。 戦...
帯の「戦争は人間を悪魔にする。」という言葉に尽きる。天皇のため、お国のためと言い聞かせられ、自分の頭で考えて行動する機会ごと奪われる。こんなに愚かなことはないと歴史がはっきりと示していて、誰もがわかっているはずなのに、なぜ今も戦争が続いているのか…。なぜ止められないのか…。 戦争のことや、戦争で日本軍が何をしていたかを知るきっかけにはなると思う。ぜひ、敗走記篇も読んでみたいです。
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天皇に対して否定的な事を少しでも言おうものなら・・・の真っ只中の時代で兵士として戦っていた水木先生が正直に率直に意見を述べている事。一体何のために戦わされていたのか?命を奪うのは簡単だけど、同じ命は二度と戻らない。機会があれば敗走記篇も読みたい。
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戦争を事変等と誤魔化した日本の姿は、今のロシアと繋がる。まやかしから始めたので、目的が曖昧で、味方にも、敵にも残虐な行為がまかり通るのだろう。体験者である人々の多くが沈黙する中、戦争の愚かさを知らせてくれる水木氏の作品は、戦争の恐ろしさと、愚かさを知らせてくれる。ありがとう。
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こちらの方は南方戦線、中国戦線、硫黄島、沖縄戦が掲載されている。あとは、天皇に関するエッセイ漫画もある。 後半には貸本漫画として書かれた大和の沖縄特攻と、航空機特攻隊の話が出ているのだが、これが水木さんの画風とは全く異なる劇画調の漫画であった。おそらくシナリオが指示され書いたもの...
こちらの方は南方戦線、中国戦線、硫黄島、沖縄戦が掲載されている。あとは、天皇に関するエッセイ漫画もある。 後半には貸本漫画として書かれた大和の沖縄特攻と、航空機特攻隊の話が出ているのだが、これが水木さんの画風とは全く異なる劇画調の漫画であった。おそらくシナリオが指示され書いたものであろうか。その辺りの作品解説的なものが無いので、このような本を作るのであれば、その様な事もきちんとして欲しかった。
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