何を信じて生きるのか の商品レビュー
著者はカトリックの司祭。人生に関する諸問題について、キリスト教徒がどう考えているかについて書かれた本。世間一般では誤解されやすい聖句についての解説もあるのが良い。著者自身の宣教活動での実体験がベースなので、かなりの読みごたえがあった。
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キリスト教の信者でなくても悩める人には響く言葉がたくさん出てくる。実践するかしないかは自分次第。宗教は哲学だなぁ。 自分は何のために生まれてきたのか。自分に何ができるのか。 何かをしたいと望んだとしても、それが自分にできる事でなければ意味がない。 失敗を恐れては何も始まらない。...
キリスト教の信者でなくても悩める人には響く言葉がたくさん出てくる。実践するかしないかは自分次第。宗教は哲学だなぁ。 自分は何のために生まれてきたのか。自分に何ができるのか。 何かをしたいと望んだとしても、それが自分にできる事でなければ意味がない。 失敗を恐れては何も始まらない。ともかくやってみる事が大事。 つい人と比較して「あの人はあんなにできるのに、私は何もできない」と考えがちだが、単にあの人と私ではできる事や使命が違うだけなのだ。 右の頬を打たれたら〜の件 「なぜ今自分はこんなに腹を立てているのか」「相手の一言がなぜこれほどまでに気に障るのか」それはもしかすると、単に相手が自分としては触れてほしくない本当の事を言ったからかもしれない。 あるいは評判が落ちることを恐れているのかも。 絶対に裏切らないというのは信頼というよりも、むしろ期待。期待しているから思った通りに相手が動かないと裏切られたとなる。 求めよさらば与えられん 見通しを立てることは必要だが、その通りになるかどうかは運命に委ね、今自分にできる精一杯のことをやる。求めても望み通りにいかない時は、必要のないことだったり、まだその時ではないということ。 心を見つめる 明日の予定など雑念が湧くたびに一つ一つ、なるようになると退けて行き、心を鎮める。するとふっと本当の気持ちが浮かび上がってくる。 自分にとって人生で1番大切なことは何か?自分は何のために生きるのかハッキリさせる。自分に与えられた使命をハッキリ自覚してすれば、目的を達成するために何が必要で何が不要かを判断できるようになり、自然と心が整理される。 誰かと話をする時には、できる限り、相手の時間の流れの中に入り込むことが大切。
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