未完の美学 の商品レビュー
「輝かしい存在意義など残さなくていい」 「穏やかな一生は、平凡だからこそ得られる」 「のんびりとだいたいの人間的魅力」
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人は皆、思いを残して死ぬ。生き方の美学は、自分だけのもの。自分の人生の解説者になれるのは、自分だけ。 曽野綾子「未完の美学」、2022.7発行。①人間はどこかで義理を欠いて後悔とともに生きる。②誰でも一度は若く、一度は老いる。③強烈な個性は、傷つかなければ育たない。④「平均寿命」を過ぎたら、選挙や教壇に立たぬこと。⑤自分の舌しか信じなかった猫の見事な生き方。⑥平和と食事は誰もが好き。しかし、それに到達する方法に、さまざまな考え方の違いがある。
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人生の光も闇も包み込んでくれる器の大きな一冊。生きている苦しみも矛盾も葛藤も絶望すらも愛したいと思えるようになるような慈悲に満ちた言葉
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