こども SDGs大図鑑365 総ルビ&フルカラー の商品レビュー
齋藤隆さん(1960~)の作品、ブクログ登録は2冊目。 本書の内容は、次のとおり。 ---引用開始 全ページフルカラー・総ルビ付きで小学生から親子で読める。知識だけで終わらない、SDGsの具体的なアクションが満載。群を抜いて豊富な写真と図解でSDGsを立体的に網羅。齋藤先生...
齋藤隆さん(1960~)の作品、ブクログ登録は2冊目。 本書の内容は、次のとおり。 ---引用開始 全ページフルカラー・総ルビ付きで小学生から親子で読める。知識だけで終わらない、SDGsの具体的なアクションが満載。群を抜いて豊富な写真と図解でSDGsを立体的に網羅。齋藤先生と絶滅危惧種の動物による解説で楽しく続けられる。ミッション内容がすぐわかる、17の目標からの逆引き索引つき。 ---引用終了 最近良く聞く、SDGs。 17の目標があり、それは、次のとおり。 1、貧困をなくそう。 2、飢餓をゼロに。 3、すべての人に健康と福祉を。 4、質の高い教育をみんなに。 5、ジェンダー平等を実現しよう。 6、安全な水とトイレを世界中に。 7、エネルギーをみんなにそしてクリーンに。 8、働きがいも経済成長も。 9、産業と技術革新の基盤をつくろう。 10、人や国の不平等をなくそう。 11、住み続けられるまちづくりを。 12、つくる責任、つかう責任。 13、気候変動に具体的な対策を。 14、海の豊かさを守ろう。 15、陸の豊かさも守ろう。 16、平和と公正をすべての人に。 17、パートナーシップで目標を達成しよう。
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365日、毎日一つずつ、地球のこと、世界のこと、社会のこと、暮らしのこと、未来のことを考えていこう 〇さすが齋藤先生。子どもをあなどらず、でも興味を喚起するよい案配でわかりやすい クイズや、雑学、今日はなんの日?のコラムが、大人から子どもへの呼びかけのヒントにも。 〇SDGs の範囲の広さにもあらためて凄いと思った。“一人も取り残さない”!
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持続可能な開発目標Sustainable Development Goals; SDGsの説明と取り組みの書籍である。1日に一つの項目を記載し、1年間365日分の内容になっている。子ども向けの位置づけであるが、漢字にふりがなを振っている点以外は、いかにも子ども向けというようにレベ...
持続可能な開発目標Sustainable Development Goals; SDGsの説明と取り組みの書籍である。1日に一つの項目を記載し、1年間365日分の内容になっている。子ども向けの位置づけであるが、漢字にふりがなを振っている点以外は、いかにも子ども向けというようにレベルを下げている訳ではない。 SDGsは17の目標(ゴール)がある。本書は目標別に紹介していくのではなく、ランダムに紹介される。たとえば1月2日が目標17の話で、1月3日が目標13の話になる。 SDGsは先進国と発展途上国が共に取り組む課題をまとめたものである。本書も5月15日の「父親の育児休業率」の次が「飢餓に苦しむコンゴ民主共和国」となるなど日本の課題と世界の課題が満遍なく登場する。 1月27日はナチスによるユダヤ人虐殺の話である。ここではナチ党の正式名称を問うクイズがある。クイズは三択で、外れの選択肢はドイツ社会民主党とドイツ共産党である。これはクイズとしてどうだろうか。ドイツ社会民主党やドイツ共産党はナチスに弾圧された犠牲者である。歴史を知っていたら間違ってもナチスの正式名称として選択することはない。クイズの選択肢に出すことでドイツ社会民主党やドイツ共産党がナチスと似たような存在と思われたらドイツ社会民主党やドイツ共産党にとっては腹立たしいことである。 3月15日は消費者の権利と責任についての話である。消費者問題では消費者に権利主張だけでなく、責任や義務を求める声がある。SDGsの目標も「つかう責任」となっている。しかし、消費者の責任は「批判的な意識をもつ責任」や「自己主張し行動する責任」である。消費者が事業者に妥協するというものではない。
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