手札が多めのビクトリア(Vol.01) の商品レビュー
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気持ちが妙な方にもっていかれそうな状態に効いたのですごい。こういうのは絵より文字のほうがいい。読者の年齢層どれくらいに設定されてるんだろう。分からない。
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コミカライズが面白かったので続きが気になって購入。こちらも面白かった。ビクトリアさんのことが好きだな。様々なものを捨て去ることができてしまう諦念、それでも情が湧いてしまう悲しさ、自己満足だと分かっていても手を出さずにいられない性分、ノンナさんの手だけは握っていたいという思い、すべてが彼女であり、それらすべてをひっくるめてジェフリーさんが受け止めてくれて良かったなと思った。 バーナードさんも好き。5年後も元気で居てくれると良いのだけど…。
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なろうサイトで気にはなっていたが、じっくり向きの作品かなと読まずにいました。 書籍化を期に読んで大正解。素晴らしい作品でした。 工作員ビクトリアが普通の人生目指して組織から脱走するが、捨て子を引き取ったり陰謀に巻き込まれたりの大活躍です。 筋立てがキチンとしてて、ビクトリアの計...
なろうサイトで気にはなっていたが、じっくり向きの作品かなと読まずにいました。 書籍化を期に読んで大正解。素晴らしい作品でした。 工作員ビクトリアが普通の人生目指して組織から脱走するが、捨て子を引き取ったり陰謀に巻き込まれたりの大活躍です。 筋立てがキチンとしてて、ビクトリアの計略や体術にワクワクして、登場人物たちもよく練り込まれていて楽しかったです。 書籍終了後は我慢できずウェブも読んでしまいましたが2巻以降も楽しみにしています。
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守雨さんの大ファンだが、この作品は特に好き。 彼女の作品は、厳しい過去の記憶をかかえた主人公が、困難な状況の中で幸せを勝ち取っていくというパターンに特徴がある。この作品では組織に愛想をつかし、自殺を装って失踪した元工作員が、他国にわたり、そこでこれまで培った技術を生かしながら、生き抜いていくというストーリーになる。 「なろう」に多く見られる異世界転生ものではなく、より伝統的なスタイルの小説で、ゲーム的な設定だったり、魔法などは一切用いない。異世界というよりは、一昔前のどこかの国ということで十分納得できる世界観である。 主人公も大変有能ではあるが、「有能な工作員」という範疇に十分はいる強さ度合だ。そうした枠内で、とってもドラマチックな物語を展開している。主人公が女性であり、頼りがいのある強くて誠実な男性と親しくなっていき・・・というストーリーなのでどちらかといえば女性向けだろうが、男性が読んでも十分以上に楽しめる。
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