てつほうの鳴る浜 の商品レビュー
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○時代物というだけではなく、ジュブナイル作品として楽しめた 鎌倉時代、武家の家に生まれたものの、生家は貧しく自身も血生臭いことが苦手な長種。 博多で商人になろうと家出をした先で、水軍の大将、異国出身の商人、鏡をよむ娘と出会う 大陸の出来事が、やがて博多の海へと押し寄せてくる ○「運命を楽しめ」という言葉が、届くといいな! ○歴史教科書的な元寇ではなく、もしもその場に自分がいて巻き込まれたら… 兄さんの季長は実在 ○いとの存在と出来事が、混じり合わないような異物のような 正体がはっきりわからないところが、この物語にそっているような 島の名前と同じなのがヒントなのか
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1270年、元寇の時に活躍した少年の話。 いと、という不思議な少女の登場でファンタジー要素があり、地味におもしろかった。 運命を楽しめ、がキーワードだけど、自分の意に反して、過酷な戦いに巻き込まれる。 嫌な出来事も楽しめって、厳しい。 成長過程の子どもたちには、勇気になるのかな?
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福岡が舞台の戦乱時代ファンタジー 長種は、武士をやめ商人になるため船に忍びこむが、水軍の大将竜玄に捕まってしまう。長種は竜玄に博多の大商人のもとへ案内され、そこで鏡に未来を映す謎の少女「いと」と出会う。それが、長種が歩むことになる不思議な運命の始まりだったーー。一人の少年が蒙古...
福岡が舞台の戦乱時代ファンタジー 長種は、武士をやめ商人になるため船に忍びこむが、水軍の大将竜玄に捕まってしまう。長種は竜玄に博多の大商人のもとへ案内され、そこで鏡に未来を映す謎の少女「いと」と出会う。それが、長種が歩むことになる不思議な運命の始まりだったーー。一人の少年が蒙古襲来に立ち向かう時代ファンタジー。突如現れた大船団、元軍に遭遇した長種の決断とは。 「おまえに、おれたちの合言葉を教えよう。『上げ潮に入船』だ。」
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蒙古襲来が舞台の歴史ファンタジー。肥後の武士・竹崎長種の闘いと成長を描いた物語。 元の船と海上で闘うシーンではまるで自分も戦に参加しているような臨場感がわいた。
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設定が盛りだくさんだったけど、読み応えがあって楽しめました。 運を楽しめ、という言葉がテーマであり印象的で、運命について考えさせられます。
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