恐い間取り(3) の商品レビュー
当事者だけが異常に気がついてないだけで本当はずっとおかしなことに巻き込まれているパターンなのでは?と思わずにはいられないくらいの冷静さで書かれていて、別の方向に恐怖を感じる。とはいえ、簡単に心霊現象がどうだ、怨念がどうだと結びつけない姿勢がこのシリーズが続く秘訣でもあるんだろうな...
当事者だけが異常に気がついてないだけで本当はずっとおかしなことに巻き込まれているパターンなのでは?と思わずにはいられないくらいの冷静さで書かれていて、別の方向に恐怖を感じる。とはいえ、簡単に心霊現象がどうだ、怨念がどうだと結びつけない姿勢がこのシリーズが続く秘訣でもあるんだろうなとは思うので、死なない程度に頑張って続けてほしい。
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1.おすすめする人 →心霊スポットがすき、「大島てる」を見ている、 怖すぎるのは苦手 2.感想 →先に言うけど怖くはない。 タニシさんが怖い気持ちで 書いていないからなのかもしれない。 どちらかと言うと、 怖くなくすために書いている、 そんな印象を受けた。
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人の腐敗臭って相当すごいんだな…嗅ぎたくないな…タニシさんよく死後2週間の家に行けたな… それにしても世の中事故物件が多すぎ。まあ人が生きている以上、いつかは死ぬんだから理由がなんにせよ事故物件なんてあちこちにあっても不思議じゃないけど。また人から聞いた体験談も怖かった。ストーカ...
人の腐敗臭って相当すごいんだな…嗅ぎたくないな…タニシさんよく死後2週間の家に行けたな… それにしても世の中事故物件が多すぎ。まあ人が生きている以上、いつかは死ぬんだから理由がなんにせよ事故物件なんてあちこちにあっても不思議じゃないけど。また人から聞いた体験談も怖かった。ストーカーみたいに付き纏う幽霊とかクレヨンで描いたようなぐじゃぐじゃの人とか。
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今回この本を読んでみて実話の怖い話は苦手だなぁ、と気づきました。 タニシさん凄いです。 行灯行列の話と大阪のアパートの話が私的には怖かったです。
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良い意味で、3巻目なりの味わい深さが出ている。単なる怪談、ヒトコワというような恐さだけではなくて、淡々とした悲惨さの裏に潜む様々な人生みたいなものが切り取られていて興味深い。 私はどちらかと言うと、怪談に人間味とか悲哀とか情緒とか、とかく恐怖以外の要素を持ち込まれるのを嫌う方な...
良い意味で、3巻目なりの味わい深さが出ている。単なる怪談、ヒトコワというような恐さだけではなくて、淡々とした悲惨さの裏に潜む様々な人生みたいなものが切り取られていて興味深い。 私はどちらかと言うと、怪談に人間味とか悲哀とか情緒とか、とかく恐怖以外の要素を持ち込まれるのを嫌う方なのだが、今回の場合はただの恐い話ではなくなるのが全く嫌ではなかった。おそらくそれは、感動ポルノみたいな流れにならないよう著者が意図的に内容を客観視して冷静に綴っていったからだと思う。あと、私が嫌いなパターンの一つに「結局人間が一番恐い」みたいな落ちがあるのだが、そういう流れに持って行く気配もなくて小気味良かった。 読んでいる最中の気分としては、アレだ、TV番組の『家ついていっていいですか』(の、オカルト版)を観ているような感じ。それぞれの人生やそれぞれの恐怖があって、何を脚色するわけでもなくその淡々としたそのままのストーリーが何故か妙に心惹かれる、みたいな…。新しいジャンルとして成り立つんじゃないかと思うくらい、絶妙な求心力があった。 自分の知らない世界、経験できない事柄を追体験できることはいつも面白いが、この本もまた然り。うっすい内容を頑張って膨らませた感じもなく、無骨に事実を追って、目の前のものを綴って、結果的に分厚い本になったようなたたずまいなのもまたいい感じ。
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事故物件住みます芸人松原タニシの恐い間取りシリーズ第3弾。 2021年ですべてを失うといわれてたタニシさん生きててよかった~!笑 殺人事件のあった家で血痕とかそのまま残して売りに出してることなんてあるんだ!?とびっくりした。そんな家借り手あるのかな。何年間も人が立ち入ってない廃墟...
事故物件住みます芸人松原タニシの恐い間取りシリーズ第3弾。 2021年ですべてを失うといわれてたタニシさん生きててよかった~!笑 殺人事件のあった家で血痕とかそのまま残して売りに出してることなんてあるんだ!?とびっくりした。そんな家借り手あるのかな。何年間も人が立ち入ってない廃墟みたいな物件に寝泊まりして体調崩すのは霊的なもののせいじゃないと思う…。 5章あるうちの2~4章は人から聞いた実録怪談の紹介になっていて、一応各エピソードの最初のページに間取りが載ってるけど、家とか間取り全然関係なかったり、ネタ切れ感が否めなかった。まぁそんなに頻繁に引っ越しを繰り返すわけにもいかないし、仕方ないか。 巻末に歴代事故物件の付録つき。
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図書館にて。 このシリーズは好きで1,2もとても良かった。 タニシさんの住む事故物件での出来事も興味深いが、いろいろな人の経験したエピソードが怖かった。 私も何回か引越しを経験しているが、実は怖い家などもあったのかもしれない。 まだまだ世の中には計り知れないわからないことが多いものだなと読むたびに思う。 昼間に読むと楽しめるのだけれど、やはり夜中には読めなかった。
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ど偏見だけど、大阪怖ぇ〜ってなった 地盤が低かったり昔池だったりして湿気が多かったり水害が多くて住環境が悪いから安いし、安いところに住む人が集まるから事故物件になるのでは、と怪談社の本読んでて思ったことが具現化してる
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怖い 後ろ振り向けないと言うよりは こんなもんか、みたいな。 今までの読書歴からの流れとして こういう本もありかと思った。 小説より氣なり。 やっぱり、一番怖いのは人間。
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「事故物件に住んじゃいました」 レポート的ノンフィクションかと思って読み始めたら、 読んでるうちにだんだん事故物件を介して 知り合った人から聞いた怪談実話系になっていって ものすごく怖くなってしまった。 私自身霊感ないから霊的体験もしたことないし 「死んだらどうなるのか」なんて...
「事故物件に住んじゃいました」 レポート的ノンフィクションかと思って読み始めたら、 読んでるうちにだんだん事故物件を介して 知り合った人から聞いた怪談実話系になっていって ものすごく怖くなってしまった。 私自身霊感ないから霊的体験もしたことないし 「死んだらどうなるのか」なんて考えたこともないので 死んだ後にも場所に留まり続ける念があるとは。 結果的に自分の生死観が揺さぶられる 読書体験になってしまいました。 挿入される物件のモノクロ写真もたまらなく恐怖。 紹介されてるどの話も怖ろしかったけど、 (血痕べったりついたままの家を期間限定とはいえ 他人に貸すのかっていう……) 「ロマンチストのなれの果て」が印象に残ってる。 それにしても15軒目の餓死(子供)って。絶句。 何があったのか、あれこれ想像してしまうよ。 物件の向こうに雄弁ではないものの人生が透けて見える
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