五代友厚と北海道開拓使事件 の商品レビュー
基礎講座などでは開拓使長官黒田清隆が、同郷の実業家五代友厚らが関係する関西貿易社に不当に安い価格で払い下げようとしたと出題される この事件はひとえに黒田清隆が開拓使廃止を数年先延ばしを狙うが叶わないと知ったとき、安田定則ら配下の管理を下野させるかわりに急遽立ち上げた「北海社」一...
基礎講座などでは開拓使長官黒田清隆が、同郷の実業家五代友厚らが関係する関西貿易社に不当に安い価格で払い下げようとしたと出題される この事件はひとえに黒田清隆が開拓使廃止を数年先延ばしを狙うが叶わないと知ったとき、安田定則ら配下の管理を下野させるかわりに急遽立ち上げた「北海社」一括で事業を継続させる=実質継続のための企てで、北海道的には事業採算伴わないものが数年面倒みたマイナスだけ残る 同じころ五代友厚は関西貿易社を結成して対中国貿易を計画していたが、黒田清隆の一括引き取り提案を断っているが、岩内炭鉱と厚岸山林だけは正式申請している 多くのマトメサイトも五代関西貿易社と安田北海社を混同しているが「五代は一切払い下げ談合に関わっていない」ことが分かっていない・・・18年に亡くなった五代は借金100万円あったという 自由民権運動側も五代=黒田路線を追求して政権転覆に利用しようと企てていた 寺島家文書(自由民権運動家動向)探偵書より 「開拓使払下ケノ一件是ナリ、今日兵器ヲ用ヒスシテ政府ヲ転覆シ、革命ノ期ヲ望ミ、其ニ着手スルニハ好機会ヲ得ル」 で、新聞各社がフェイクニュースした(´・ω・`)
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