ゴキブリ研究はじめました の商品レビュー
タイトルまんま、ゴキブリ嫌いだった著者がゴキブリの魅力に目覚めて、 本格的に研究にいたるまでのお話を様々なゴキブリを紹介しつつ書いてある本 家に出るゴキブリが実は3種類いたこと そして、大多数のゴキブリは家には出ない種類であること 世界中には色はもちろん形も全然「普通のゴキブリ...
タイトルまんま、ゴキブリ嫌いだった著者がゴキブリの魅力に目覚めて、 本格的に研究にいたるまでのお話を様々なゴキブリを紹介しつつ書いてある本 家に出るゴキブリが実は3種類いたこと そして、大多数のゴキブリは家には出ない種類であること 世界中には色はもちろん形も全然「普通のゴキブリ」ぽくないものがたくさんいること わたしもゴキブリが家にでると「絶対殺す」と思っていたけれど、 この本を読んだ後に「今度ゴキブリが家に出たら、水槽で飼育してみようかな…」「確かにあのピコピコ動く触角がかわいい、と言えなくもないかも?」とういう気持ちにさせられました。 なによりこの著者を尊敬したのは、大学で論文執筆の教育経験がないのに 周りの人の協力のもと、きちんと英語論文を書き上げたその根性にあります。 (査読結果に落ち込みつつ、修正して再投稿するくだりは研究者の知り合いを見ているようで涙なしには読めませんでした笑) 今回の著者の論文が分野的には「分類学」になると思うのですが、これはありとあらゆる生物研究の基礎をなすとても大切な研究だと思います。 保全をするにも研究をするにもその相手の素性を知らないことには先に進めないからです。 筆者の勤務先である静岡の「昆虫館・磐田市竜洋昆虫自然史公園」にも一度展示を見に行きたいな、と思いました。
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期せずして『なぜ蚊は人を襲うのか』『僕には鳥の言葉がわかる』に続いて、生物系の研究者の著書。面白い。Gってたしかになんで嫌われているのかよく考えると不思議。黒くてツヤツヤしている、予測不可能な動きをする、ある程度の大きさが家に入ってくる。でもそれって、昆虫としての生存戦略なだけで...
期せずして『なぜ蚊は人を襲うのか』『僕には鳥の言葉がわかる』に続いて、生物系の研究者の著書。面白い。Gってたしかになんで嫌われているのかよく考えると不思議。黒くてツヤツヤしている、予測不可能な動きをする、ある程度の大きさが家に入ってくる。でもそれって、昆虫としての生存戦略なだけであって、害をなしているわけではないんだよなあ。
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ゴキブリの説明だけでなく、著者が新種のウスオビルリゴキブリ、アカボシルリゴリブリを発見して発表するまでの経緯の概略が描かれる。ゴキブリのイラストが載っており、検索してみるとめちゃくちゃそっくりでした。
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著者は元々研究者ではなかったようですが、昆虫の展示などを行う施設に勤めるうち蜚蠊に興味を持ち、新種の発見から"記載"を経て学術雑誌への掲載、而して更なる新種の発見と保全へと至る過程が平易な言葉で語られています。 生物の新種の発見などは時折ニュースでも目に...
著者は元々研究者ではなかったようですが、昆虫の展示などを行う施設に勤めるうち蜚蠊に興味を持ち、新種の発見から"記載"を経て学術雑誌への掲載、而して更なる新種の発見と保全へと至る過程が平易な言葉で語られています。 生物の新種の発見などは時折ニュースでも目にしますが、新種として登録されるまでにどのようなプロセスがあるのかは意外に知られていないのではないでしょうか。この辺りの流れが著者の実体験を交えて書かれており、軽い読みものながらも案外興味深いと感じました。
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Gを知らないのに嫌いというのはいかがなものなのかと思い、興味を持って読んだが、途中でGはやっぱり苦手だ。と思いその後本を開くことすら無くなってしまった.....
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同著者の新刊本の案内があり、近隣の図書館にあった既刊を読んでみました。 「ゴキブリスト」を名乗り、ゴキブリを専門にしている昆虫館の職員によるエッセイ形式の作品で、もともとはゴキブリ嫌いだった著者がどのような経緯でその「苦手」を克服し、昆虫館で「ゴキブリ展」を開催するまでの魅力を...
同著者の新刊本の案内があり、近隣の図書館にあった既刊を読んでみました。 「ゴキブリスト」を名乗り、ゴキブリを専門にしている昆虫館の職員によるエッセイ形式の作品で、もともとはゴキブリ嫌いだった著者がどのような経緯でその「苦手」を克服し、昆虫館で「ゴキブリ展」を開催するまでの魅力をゴキブリに感じるようになったのか、読みやすい文体で紹介されています。 私たちが日ごろの生活で毛嫌いしているゴキブリですが、著者の言葉を読んでいるうちに、「実は、そこまで嫌わなくてもよいのかも?」という気になってくるから不思議です。 さらに、南西諸島に生息している「ルリゴキブリ」の「未記載種」を発見し、論文にまとめて「新種」として発表するまでの経緯も、採集・繁殖・標本づくりなどの手順を含めて丁寧に紹介されています。 これは「ゴキブリ」という種に限らず、生きもの(昆虫)が好きな人にとっては読みごたえのある内容だと思います。 著者が働いている、磐田市竜洋昆虫自然観察公園(静岡県)にも足を運んでみたいと思います。
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新種ゴキ35年振り発見 論文書くのは大変 内容の組み立て方から英語表現まで 査読受けて書き直し数回、発見から公表まで 2年半必要 ゴキブリ展示で普段は昆虫館に興味ない人も 呼び込める また昆虫端境期にも展示できるし 意外と綺麗なゴキブリもいる 元々はゴキブリ嫌い、ダンゴムシみたいに丸まる 種類を捕まえて開眼 都市伝説の検証や試食(ゴキブリアレルギーが判明 )も ゴキブリ飼育の良い点 1、成虫と幼虫を同じケースで飼える 2、多数の個体を同じケースで飼える 3、たくさん殖える(繁殖しやすい)
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「バッタを倒しにアフリカへ」や「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」などのように気軽に読めて面白い生き物の本。人々が嫌悪してるからこそ逆説的に身近な存在になり、生き物に興味がない人が感心を持つきっかけとなる点が面白かった。
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こちらの本は、著者の柳澤さんが勤務されている竜洋の昆虫館で発見&購入。 私はゴキブリの苦手度はそれほどでもないが、好んで見たい虫ではないため、この本に書いてあることは驚きの連続だった。 きれいなゴキブリもいるということで、読んでいるとどんどん気になってきて、画像検索してし...
こちらの本は、著者の柳澤さんが勤務されている竜洋の昆虫館で発見&購入。 私はゴキブリの苦手度はそれほどでもないが、好んで見たい虫ではないため、この本に書いてあることは驚きの連続だった。 きれいなゴキブリもいるということで、読んでいるとどんどん気になってきて、画像検索してしまった。 後半に書かれていた、「ゴキブリは嫌われているから面白い」という言葉が印象に残っている。 嫌われ者としてあまりにも有名だからこそ、人々の興味関心好奇心を強く惹きつける力を持っていると。 ネガティブ要素を逆手に取り、最強の武器としてイベントを大成功させているのがすごい。 企画も展示方法も凄く考えて作られていて、そういう視点で見るのもさらに楽しめそうだと思った。
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嫌いな敵の正体を知ろうと、思わず手に取る。 作者の仕事への情熱にあっぱれ。 ゴキブリの存在感の大きさにあっぱれ。 でも、どうしても受け入れられない。
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