「社会」を扱う新たなモード の商品レビュー

飯野由里子(著者),星加良司(著者),西倉実季(著者)

2024/10/05

障害の社会モデルが陥りやすい陥穽を、整理して論点を挙げて議論している。
なるほど、と説得力もありながら、結局、障害の合理的配慮の実際の運用との折り合いの悪さはどう解消していきうるのか、今後の検討が必要な印象を受けた。

2024/06/20

障害の社会モデルで述べられているところの「社会」を主に三つの位相に整理したうえで、障害の社会モデルの要諦は発生メカニズムの位相における社会の指摘であったという本。（いったいどうしてこんなに説明がへたくそなんだ...）
障害の社会モデルでは、主に三つ位相での「社会」が主張されるが、一番のポイントは①発生メカニズムにおける社会の指摘である。（あんまり変わってない...）

2022/12/30

「合理的配慮」を理解するための必読書。「障害の社会モデル」の考え方は、さまざまな人権課題を考えるための糸口として有効。もっと使いこなせるようになりたいです。