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無恥の恥 の商品レビュー

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2024/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「無知は罪なり」をモットーに生きているので、無知は恥でもあるのかな、と思い、タイトルに惹かれて買ったのですが、「無知」ではなくて「無恥」だった(笑)。 著者が「恥ずかしい」と思うことについて、かなり辛辣につづったエッセイ。例えば、お金持ちの男とカオが良い女性のカップルを見ると、男はカオで相手を選び、女はカネで相手を選んだように見えて恥ずかしくなってしまう、など。みんな口では思っても言わないよね。すごい辛辣なこと書いてるんだけど、いちいち「そんなことを思う私がオカシイ」と断っているので笑える。 SNSは自慢したい気持ちがバレバレで恥ずかしい。自慢に見えないようにさりげなさを装っていても、それがまた恥ずかしい。これもうなづけた。私もSNSに投稿をするけど、やっぱり自慢だよな。別に隠そうともしてない。おいしいものを食べた、楽しいことをした、面白いところに行った、景色がきれいだった、非日常を味わった、そんな内容を、記録のため~と言いながらSNSに投稿してるけど、友達に「いいねー!」と思ってもらいたいわけだし。うんうん、全く否定しないよ。恥ずかしいからやめた方がいいのね。でもやめられないな、どうしてかな(笑)。←私は昔から記録魔で、読んだ本行った場所食べたもの、色々記録したい派で日記をつけていたので、日記の代わりというのもある。自分の投稿を読み返すのも好き。非公開にして投稿すればいいのかも。それってSNSの意味あるかな(笑)。 あと、すごく共感したのが、自己啓発本を読んでいる人が恥ずかしい、というの。私もすごく恥ずかしいと思うし、私は絶対に自己啓発本を読まないんだけど、職場に常にそれ系の本を持ち歩いている人がいるな。恥ずかしくないのかな。恥ずかしくないんだろう。だから堂々と持ち歩いて、見えるところに置いてあるんだ。なんならこんな本を読んでいる俺はカッコイイと思っているんだろうな。恥ずかしくない?って聞いたらえ?なんで?っていうだろうな。 などなど、私としては共感できることが多くて、日頃思っていてなかなか言語化できないことだらけで痛快でした。

Posted byブクログ

2023/03/08

恥への考え方、すごくおもしろかった! 気にしすぎですよーと思うこともあればわかるわかる!と頷くこともあり。 親への感謝はアピールみたいに思えて私もモヤってするなあ〜 それどころか、SNSって本来は自分の書きたいことを書けばいちんじゃないかなとは思うんだけど、嫌なら見ないでください...

恥への考え方、すごくおもしろかった! 気にしすぎですよーと思うこともあればわかるわかる!と頷くこともあり。 親への感謝はアピールみたいに思えて私もモヤってするなあ〜 それどころか、SNSって本来は自分の書きたいことを書けばいちんじゃないかなとは思うんだけど、嫌なら見ないでください!って言葉にはすごいイライラしてしまって。 だって書くのが自由だったら見るのも自由だし、それに対して直接攻撃するのは違うかもだけど色々感じて何か思うのも自由なんじゃないの、、?と思うけど、、、。 嬉しかったこと、悲しかったこと、自慢したいこと、これら全部別にSNSに書かなくたって生きていけるのに、思わず書くって選択をしてしまった、「ねぇねぇ見て見て〜〜ねぇ見てよ〜〜」って気持ちが恥ずかしいのかな?

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2022/11/26

恥ずかしくないかどうか は私の行動基準の中でかなりウエイトがある 他人を見る尺度としても重要 本の内容は興味深かったが 文章表現があまり好きではないかな

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2022/08/22

色々な恥があって、あー!分かる!って共感するものもありました。著者さんは年齢が高い方だと思うので、そこも気にする?みたいな世代間ギャップも感じ面白かったです。

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2022/08/22

中年とSNS、実によくわかる。感謝にテレない時代、同じことを思っていた。クールジャパンの痛さ、つらい。すべてヒトゴトではなく、常に恥の感覚・記憶と戦って、「穴があったら埋まりたい」「どこか遠くに行ってしまいたい」「ギャー」と思考がループする自分にとって、これほど日常的な恥の種類を...

中年とSNS、実によくわかる。感謝にテレない時代、同じことを思っていた。クールジャパンの痛さ、つらい。すべてヒトゴトではなく、常に恥の感覚・記憶と戦って、「穴があったら埋まりたい」「どこか遠くに行ってしまいたい」「ギャー」と思考がループする自分にとって、これほど日常的な恥の種類を丁寧にさらってもらって少し楽になった。少しだが。

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2022/07/12

兼好法師は、『徒然草』のなかで、そんな含蓄のあることを綴っていたのかあ、と思うと同時に、高校の時に習ったはずなのに、理解もしてなく覚えていない自分が恥ずかしくなるのでありました……。

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2022/06/08

【SNS登場で激変! 「恥ずかしがり屋の日本人」はどこに消えた?】古来「恥の文化」を生きてきた日本人。SNS上で「自慢したい!」欲望が溢れ出し……古今東西の恥の感覚を陳列する抱腹絶倒の一冊。

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